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旭川の鑑賞も動きだします

 30日におこわなわれた鑑賞領域部会において、今年度の研究の具体的方法について検討しました。
 鑑賞領域の研究を進めるために可能な限り授業交流を行おうということに決定し、鑑賞部員の今年度2,3学期における公開授業を実施することになりました。
現在の旭川の鑑賞の流れを引き続き継続し、対話を生かした鑑賞の授業の構築します。綿密な指導案はつくらず、その授業でどのように対話を取り入れたのか、また授業のポイントとなることは何か(題材設定の理由など)などを簡単にまとめてもらう程度とします。

 研究授業で一つの授業を練り上げるのは確かに授業者の勉強にはなりますが、その他の教師は勉強させていただく、という意識が強くなってしまいます。今回は、そうではなくお互いの考えを生しながら実践を深めていく全員参加型の研究とします。

 今後の予定は2学期10月中に庄子(春光台中)、3学期に成田先生(緑が丘中)、10月上旬に中島先生(東光中)が研究授業を行うことまでは決まっています。本日参加できなかった鑑賞部員についても後日連絡をとりますので考えてもらうことになります。

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 中島先生(東光中)の鑑賞授業について

 「風神雷神図屏風」〜五感で考えよう〜

 上記の鑑賞の授業を東光中の中島先生が研究授業として行うことになりました。上川造形教育研究会と旭川市教育研究会図工美術部の両方で活躍している中島先生。旭川の鑑賞の『対話』と上川の『五感』を取り入れたタイアップの研究として授業を構築します。
 学校近くのお寺を授業会場にして、実物大の「風神雷神図屏風」を作成して行う予定です。この題材は2年生の日本文教出版の教科書にも載っている題材で、免許外の美術教師が多くなっている上川の現状を考慮し、教科書を活用して免許外でもできる授業という視点もあるようです。また、小学校6年生の教科書にも扱われている題材なので、上川では小学校においては6年生対象として別日程で研究授業をするそうです。ここでは学年による比較も考えているそうです。
 旭川のHPの掲示板にものせたのですが、「風神雷神図屏風」を扱ったTV番組のビデオを持っている方がいらっしゃいましたら情報を寄せていただけないでしょうか。昨年度放送された『美の巨人たち』の中にあったはずなのですが。

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 旭川の鑑賞も動き出します。
by nobuhiroshow | 2005-08-31 07:07 | 鑑賞


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