空知南:栗山の実態をとらえて考えています。悩みながら進めています。
どの学年でどの力をつけてと系統性を考えています。この道具をこの学年になるのかとまず実態を考えて進めています。中学校では組合員ではないんですが、協力してもらいました。いろいろ道具の中の話をしているうちに、
「小学校では鉛筆をどう使っているの?」という話になりました。指の使い方。「シャープなの?」という話もありました。
鉛筆の使い方を教えようか。表現力をどうしたらいいか。小学校ではどれだけの力をつければいいのか、連携が必要。作品なんですが、連携と関係なく写生会の絵を持ってきました。
「なぜ煉瓦なの?」と支部教研でたたかれました。地元の酒造会社の建物です。深く考えていなくて、系統立てて考えたものがあったのでやってみました。なぜ煉瓦かということは考えていませんでした。描く前かどうかの時に、あることが起きました。発覚後については塗っている色が変わりました。ここが事件解決後の色。作品の中に気持ちが表れる。こんなにも。
失敗例です。
この子は絵が好き。浮き出るように描きたい。透視図法について教えたら、その子の横の子には教えませんでした。その子が教えてもらっていない透視図法に挑戦し納得いかない絵になってしまった。「やり直したい」と言われたが、「そんなことしなくていいよ」と話しました。 去年。すごくでっかく大胆に描いた人。見られるのがイヤだけど、こんなに描き込んでやりました。
写生会の力で中学校で何ができるのかわかりませんが、見る力だ大事だなと思っています。伸ばしていきたいと思います。