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熱く語る その24 コンクリートの作品

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2日目の午後からはフリータイムです。ここからは、1日目にできなかった持ち寄った作品を語る時間です。

・小学校6年生です。コンクリートです。身の回りに沢山あるのに子ども達は手に触れずに終わってしまうので、何か出来ないかとやってみました。木で枠を作って流し込んで作りました。コンクリートを体験させたい。粘土や石膏でも出来るんだと思いましたが、絶対壊れない物を作ってみよう。家の庭にあるよと何年か後に言えるようになっていれば。今回のことで何が育ったのかはあまり言えませんが、コンクリートの素材経験は出来たと思いました。いろいろ考えて作っていた子もいましたし、作ってみただけという子もいました。でも子ども達は気に入っていて、持って帰りたいと言っていましたが、今回のために我慢してもらいました。
・発展的な素材だよね。もっと薄くしてもいいよね。
・学級園の花壇に置く物としてもいいよね。表面をツルツルにするのには生乾きの時にコテでなでるんだよね。
・作っているときは、表と裏が反対なんですよね。呪いの字の作品は土に埋められて2000年後に発見してくれることを考えて作ったということです。
・同じ物は何回も出来るのか。
・1回限りですよね。以前はスタイロフォームが取れずにバーナーで焼いたこともありましたが、汚くなるので、離型剤をかけたりラッカーを塗ったりしています。
・美術はベスト1じゃなくてオンリー1を作る物。沢山同じ物が出来るのではなくて、型は1回しか使えない。だから1つしかないことに価値がある。
・子どもは重たい物や堅い物にこだわりを持ったりしていませんか。コンクリートなんて扱ったこともないし、そんなこともあって速く持って帰りたい物になったのでは。

・子どもは他の題材と比べても持ち帰りたい物になった。先生としてもヒット商品?
・そうですね。
・マーブリングやスパッタリングと同じような感じかも。きっと2個作ればいいのかもしれない。工夫ができる。
・どうしたか子どもに聞いてみたら。
・子ども達の工作経験で生まれて初めて壊れない物かもしれない。
・持ち帰って子ども達がどうするか調査してみます。意外と材料費も安い。
・せっかくだから材料体験にこだわらないで、何か一言あればいい。
・何でコンクリートの打ちっ放しに惹かれるんだろう。
・色だろうね。
・どっちにしろ触れたことのない題材。

・もう一つは堅い物が柔らかくなるとして、作らせました。集合制作としてやってみました。
・展示の仕方も工夫できる。
・もう1回やると発展する。人間は頭を使うので2回目は何か工夫する。

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こちらも同じ方からのお話がありましたが、朝4時半まで起きていた眠気のピークで記録できませんでした。木でできたかわいい虫たちです。
by nobuhiroshow | 2007-09-14 06:31 | 熱く語る会


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