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研修センター講座「造形実技」に参加しました その1

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 8月2日に行われた上川研修センターの「造形実技」の研修講座に参加しました。
 今回の講師は、永山中学校の宮嵜先生と、当麻中学校の井山先生。
 午前中は、宮嵜先生による実技、スポンジローラーを使った版画表現。
 画用紙に、好きな形の紙を剥がせる糊で貼り付け、スポンジローラーにつけた水性インクをコロコロ転がす。乾かして紙を貼って、スポンジローラーでまたコロコロ。の繰り返しである。
最初はイメージがつかなかったが、やっているうちに少しずつ分かってきた。
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 形がどうのと考えるのがめんどくさかったので、丸を貼ろうと考え、円切りカッターを借りて、上質紙を重ねて同じ大きさの円を沢山切り抜く。後は、あまり考えず、色や転がし方を考えてとにかく貼って、コロコロ、貼って、コロコロを繰り返す。やっていくうちに、これは貼る紙の下の色を閉じこめて固定する作品なんだと自分の中では発見していった。
 白いインクを出してもらったり、スポンジローラーを敢えて蛇行させたり、叩いたり、思いつきを大事にして講師泣かせの生徒でしたが、昼食を挟んでも制作に取り組み、純粋に楽しむことができた。切り抜いた紙が無くなったところで完成。きっと紙がまだあれば貼ったことだろう。形をどうしようという部分がないこともあり、色をどう重ねるか、スポンジをどう動かすか、円をどこに何枚貼るかということを考えて、単純にいろとかたちをたのしんだ。自分の中では作品をどうしようという目的がないぶん、これが造形遊びなのかも知れないと思いながらの時間であった。
 最後は、みんなそろって剥がす作業。剥がしが無いように剥がしていく。出来上がったのがこの作品。結構お気に入りであるが、最初に貼って1,2枚が予想外に周りより明るくちょっと不満。しかし、2回目があればもっとイメージ通りにできそうな気がした。やっぱり初めてやるものというのは難しいものである。

紙を剥がす前
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剥がしの中間
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完成作品。剥がした円は50枚近く。(ただし、4枚ほど、ローラーのコロコロ中に剥がれてしまう。原因は糊が弱く、下のインク面にしっかりくっつかなかったため。) この剥がす時間が会館である。表現としては版画だそうである。タイトルは「Rings」。
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追記
クラフテリオのHPの教えてテリオ君の左側、ステンシルローラーをクリックすると、写真付きの手順がでています。
by nobuhiroshow | 2007-08-12 13:59 | 表現


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