B:なぜ仏像と西洋なのか?仏像に対して西洋の宗教的な彫刻、キリストの像だとか、西洋に対するなら、日本だけでなく東洋の彫刻ということも考えられたのでは?
杉山:社会にならないように、何だ社会科の授業ではないのか。絞っていくと、一番わかりやすいのは西洋と日本。宗教的な知識や、東洋の知識が必要になってきます。 I:目標に自分自身の感想がありますが、なぜ比較したのか。ミロのヴィーナスを見せて想像させたりもできる。実はねと種明かしできる。比較をしなくても達成できるのでは。 杉山:比較しなくてもそれぞれの授業は成り立つ。学習指導要領にも両方やるようにのっている。どっちもいいという風に進めたい。 I:つながりを考えるとは? 杉山:つながりを考えると。 A:彫刻の紹介で、エピソードで、生徒の興味を惹いた場面がありましたが、ナイキやタイタニックのエピソードから好きになったということがありましたが、本当にエピソードが必要だったのか?今後どうするのか? 杉山:単なる興味付け、ただ見せても興味を持たないので、話しました。子ども達の感想では、それを踏まえた上で身近になって感想を持ってほしい。生徒に書かせる上ではもっと別な支援が必要だったと思います。 A:エピソードを全く言わなければ駄目なんでしょうか。 杉山:ただ見せただけでは難しいんではないでしょうか?けど、質問が出てくるのかもしれません。それで話が進むかもしれません。 司会:まとめ方などで実践の方法などありますか。 J:専門が彫刻で今でも制作しています。異動しまして、自己紹介がてら自分の作品の鑑賞を行いました。生徒はべったべた触っていました。これは立体ですから、絵なら1枚の図版でいいんですが、彫刻なら複数の図版があってもいいのでは、また、サイズを示してもいいのでは。修学旅行で見ることができるかもしれないよ。とか、側面から生徒のモチベーションをあげることができるかもしれない。 杉山:資料がなくて、1枚しか載せられませんでした。 D:どうしてたくさんの作品を出したのか。一つの作品をじっくり見せて比較させる方法もあったのでは。意図は? 沢山出した方が社会科的になったのでは? テストのこともあったのかもしれませんが。 杉山:全体的な傾向を見せるため。一般化させるため。 司会:一つの作品をやっているんですか D:そうですね。じっくりやっています。グループ討議もみんなの意見をしれて良かったという面で自分を高めていく部分があって良い。沢山あると視点がぼやけてしまう。 ※写真は会場の作品から
by nobuhiroshow
| 2007-08-10 06:36
| 全道造形研
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