ある日の夕方。
いつものように、美術室の机に作品を置いて制作企画表という毎回の生徒のコメントに一言コメントを書き込んでいるとき、ふと気づいた。
2月独特のオレンジ色の西日が、机の上の高麗席を眩しく照らし出す。
美しく輝く、白と黒の磨かれた石達。
最後の授業を目前に控え、最後の仕上げに向かう作品達。
1年前は、受験生を持ち、全国教研に向かうために余裕の無かったところだけど、何だか今年の方がさらに余裕が無くなっていた。
目の前の子ども達にしっかりと向き合うこと。なんだかそれだけで手一杯だった。
ちょっと休みが必要だったのかもしれない。
そんなわけで、今年もぼちぼちマイペースでやっていこうと思います。