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全国教研還流報告 その63 美術だけがイヤだって言える

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○:ケータイに面白い映像が入っていますが、我が家の3番目が1年生で、文化祭で絵が貼ってあって、見に行ったら、真っ黒い牛の絵が貼ってあって、隣のクラスは金紙がいっぱい貼ってあって、バックがみんな黄緑で、右向きのホルスタインが描いてある。全部同じ大きさで描いてある。先生が牧場に行ってデジカメで写真を撮ってそれを見て描いてみよう。うちの息子はホルスタインが嫌いなので、アブが飛んでいて、鼻から毛が出ている。「おまえの絵がいいぞ。この絵を認めない先生が悪いんだ。」とほめました。子どもにとって意味のあるものを描くのでそれがいい。うちの子どもは変なことをしながらこのケータイを使ってけらけら笑って遊んでいます。大きくなれば写真を使うのも一つの方法なので、写真の良さと絵の良さは違うのでそれに気づけばいい。それよりも大人が写真をいっぱい撮ることを直すべきことだと思う。レポートをとるときに写真を撮りますが、やっているうちにヘンだなと思って、カメラがあるとなんか関わりが違う気がする(子どもとの関わり方が)。一つ違うものが入ることでそれがイヤなんですよ(自分との間に)。メガネもイヤなんですよ。美術だけがイヤだって言える教科なのかな。国語で学校という感じを楽校と書きたいとか、認められないが美術は嫌だっていうのが認められる。美術教育が衰退させられるって言うのが、嫌だって言うことが衰退させられることにつながるのではないかと思っています。
by nobuhiroshow | 2006-05-01 06:44 | 全国教研


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