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全国教研還流報告 その10 山梨

全国教研還流報告 その10 山梨_e0040515_119215.jpg山梨(中):中学校で授業時数の削減があり中身が薄くなってきている。小学校で苦手になってきて、中学校に来る。まずたのしいということを実感してもらいたい。ものを作り上げていく喜びや、できあがるまでの葛藤が必要だと思って取り組んでいる。1年生ではグラデーションを生かした作品として1学期いっぱい取り組んでいる。色の変化の美しさを味わい、分割構成までさせたいと思っている。何か線を引けば面白いものができる。ムンクを参考にしたり、鑑賞会でお互いに認め合ったり、安心感を持つことができる。面相筆一本で勝負させます。靴ひもの作品は2年生で見る。自分が生活の中で使っていて、自分を投影することができるものを使って取り組んでいる。靴を描くことで気づくことができたものがある。その後は線で表現できるスクラッチボードで作品化した。自分像として15歳の自分を正面から見つめて欲しい。見つめられる子、見つめられない子がいるが、どこまで自分を出すか勝負を描けて追求させた。本当は生活を生かすものにしたかったが、今後の課題である。いかに自分を肯定していくか、共に学び響き合うように美術で体験させたいと思っていて、自分の中でも悩んでいます。
司会2:中身がよく見えてきたと思います。
補足:レポートタイトル『一人ひとりの力を存分に発揮できるような題材と授業をどうつくっていくのか』。グラデーションの平面構成や、手の塑像、靴ひものスケッチ、仏像の墨絵など豊富な作例で発表していました。
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by nobuhiroshow | 2006-04-23 01:20 | 全国教研


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