この日は着色組とロウ描きの仕上げ組に分かれて進めました。まだロウが入っていない部分やはじなどでロウが抜けている部分をロウで仕上げます。着色組は染料をビールなどを飲むときに使う透明なプラスチックのコップに使うだけの色を作って刷毛や筆で塗っていきます。
障子紙の吸水性は凄いので、どんどん色が吸い込まれていきます。また、染料の発色もいいので、色鮮やかに染め上げられていきます。昨日までの白い紙と違って、色の強さが響き渡ります。見ているだけでテンションが上がります。
刷毛塗りでロウの上に染料がのると、大概染料がはじかれますが、たまに水玉のように残る場合があるので、すぐにティッシュで拭き取るとすぐに取れます。私は専らこの役割を努めました。
今回も、あっという間に時間が過ぎてしまいました。