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稚内の報告(その14) 1日目のまとめ

○ごくろうさまでした。今日はいっぱいあったのでまとめなんてできないのですが、気になっていた実践で、描けない、描かない子に僕らはどうするのかな。現実的な問題として、小1で描かなくなった実態を感じていました。そのあたりのことで深められたらなと思っています。小学校1年生の先生に入学したての子どもに何やってもらおうかなと言われたときに絵を描いて分かってもらったらと、「先生あのね」という題材でアドバイスしました。徹底して絵に描いたことを聞いてあげる。「逆立ちだね」、「うん。できるんだよ」と答えられるようになれば酒井式に行かなくていいんじゃないかなと思います。棒人間の絵の発表で良かったのが焦らずに待ったことが良かった。リレーの選手になってその子も描きたくなった部分もあると思います。題材感の話をさせてもらいましたが、色やかたちを通して何を育ててたいのかが大事。子どもに対してのアプローチ、対話。絵手紙や土偶ちゃんでも伝えることも考えられています。育みたいものがしっかりある。ただ、表出だけでなく、教師のサゼスチョンでより美的なものができるのではないか。酒井式について論議が足りないと話がありましたが、子どもを動かして、面白いし、何年間もやってしまうと強烈な自己否定をしなければならない。そういう人に会ったこともあります。上手くかかせなきゃという部分。展覧会の部分。教科書の題材の部分。運動論として考えなければ。子ども達が一生懸命やっていれば私たちはうれしいじゃないか。けど、それだけが全てではないという話もありました。

○酒井式の話題提起もありました。やらされているからだめだというのは違う。そこは言わなくてもいいのでは。全部同じ絵だと言うのも違うと思う。子どもに聞いて見ないと分からない。大変危険なのは、2つあります。歓迎のあいさつで、私立学校教職員組合の人が一言で言うと世の中最悪状態です。私たちがそれに手を貸してしまう。たのしくやればいいのかい。一生懸命やればいいのか。考えてみてください。一人一人の個性についての部分を機会均等の部分も見なければならない。

○ 学年別でやっていこうとした部分がうまく機能しなかった部分があります。2歳児に酒井式に挑戦させた。今日の絵をほとんど変わらないと思います。教えてはいけない部分もあります。問題提起したの先生の疑問にも答えられるのではないかと思います。

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熱く語り合った1日目。その夜も稚内名物たこしゃぶをしゃぶしゃぶしながら熱き7名の教師で繰り広げられたのは言うまでもない。
by nobuhiroshow | 2005-11-15 19:59 | 全道教研


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