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北斎漫画展

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 北海道マラソンの受付はパークホテル。地下2階の受付に行くと、丁度石原良純さんのインタビューの真っ最中。受付を済ませて、スタート迄はちょっとした時間があったので、中島公園を散歩しながら北海道立文学館を目指す。葛飾北斎生誕250年記念の「北斎漫画展」を見るために。
 出入り口にはテレビ局の中継車が並びものものしい雰囲気。マラソンランナーのトイレ利用は遠慮してくださいの表示。その中へ入る。ロビーには佐藤忠良の作品が展示されており、展示室は地下にある構造。
 今回の展示は、伝承版木が伝える江戸の出版文化となっており、美術館とは若干違う文学館らしいポイントでの展示となっている。美術館ほど広くはないものの、新しく漉いた特性の和紙を用いて伝統の版木に再摺(さえずり)した『北斎漫画』。動物にしても、人の滑稽な仕草にしても、風や自然などの表現、果ては妖怪や物の怪のたぐいなど、戯画の作品の中に見せる北斎の巧みさは凄いものである。
 北斎漫画の小冊子も戴いた。時間がないので、ほんとうに駆けるように見た北斎漫画展。もっとゆっくり一つ一つの絵を眺めたかった展示でした。
 驚いたことに、ここでも冨嶽三十六景の木版のレプリカが10500円で購入できます。
 会期は9月5日(日)まで。
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by nobuhiroshow | 2010-09-01 06:29 | 美術館


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