北海道教育大学旭川校の美術の展覧会にはほぼ毎回見に行っている。
自分の母校であり、今の学生の作品を見て、自分の原点を思い出している。
今回はヒラマ画廊での展覧会。「道」をテーマとした作品や自由作品が並ぶ。
絵画やデザイン作品のみではなく、家具があったり、絵本があったり、溶接で作った巨大なオブジェ? があったり、巨大なワニがいたり、匂いのするものがあったり、針金がぐるぐるしてたり、若さ溢れる瑞々しい作品が所狭しと並んでいる。
そんな作品を見るだけでも刺激になるのだが、今回一番驚かされたのが、会場当番の学生さんたちが、自分の作品だけでなく、他の学生の作品についてまで、見に来てくれた人に詳しく説明してくれること。これにはとても感心した。学生同士でどんな意図でどんな思いで、どのように苦労して制作に当たっているのか、しっかりと交流しているからこそ出来ることであり、積極的に説明をしていく姿に、作品を飾って、ただ見て下さいという展覧会とは全然違う印象を受けた。
うーん、負けてらんない。去年描けなかったので、今年こそは気合いを入れて絵を描こうとたくさんのエネルギーを貰った夏季展でした。