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ワークショップ最終日

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第36回中原悌二郎賞関連イベント
旭川地域連携アートプロジェクト「いろんな美術部大集合!」第2弾
「大平實×美術部/美術館×美術館」
〜これも材料?! つくって つないで ひろがる アート〜

 とうとう今回が最終日となった。
 心配された参加者も、当初の53名から3校27名へと縮小。その分手厚くスタッフによるサポートができた。スタッフの人数は17名。旭川美術館、彫刻美術館の学芸員、中学校の教員、教育大学の学生、音威子府高校生など様々なメンバー。

 限られた時間の中、一つのグループに複数のスタッフがついてのサポートで、まるで戦場のような混乱の中で素材と対話して、グループの個性を生かしたこだわりの作品作りが行われた。ある程度の大きさがあり、堅牢で、しかも軽いという条件を限られた時間の中でクリアするために、今回参加した引率の先生の中に電動ドライバーを3台も持参された方がいて、今回はどんどん活用することとなった。買い物公園までしっかり運ぶことができる堅牢さは十分解決できたけれども、この件については、反省会の中で、ワークショップの理念と離れているのではないかという懸念となって今後の課題となった。

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 今回の4日間の日程での参加人数は、
13日(土) 彫刻美術館7名
19日(土) 旭川美術館8名
26日(土) 旭川美術館28名、彫刻美術館11名
27日(日) 旭川美術館27名
ということで、トータル81名の参加であった。
 そして18グループの18作品が出来上がった。

 あとは1週間後の10月3日のワークショップの締めくくりを担うイベントである。
 10月4日の中原悌次郎賞受賞のために来旭する大平實さんとともに、買い物公園まで作品を運んで旭川市民にアピールするイベント。
 学校行事や、インフルエンザの関係で何名の生徒が参加できるかまだ未定であるが、共通の理念の基で別々の日程で作品を作り上げた生徒達が集まり、そこに大平實さんが加わることで、新たな化学変化が起こることを期待しています。

 運び出されることを待つ作品達。

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by nobuhiroshow | 2009-09-28 01:11 | 美術館との連携


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