10th anniversary of 『ハートでアート』

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 このブログ『ハートでアート』を初めて、今日で10年が経ちました。きっかけはブログの師匠の山崎先生からの言葉でした。11年前の全道造形研究大会旭川大会で、対話型の鑑賞を公開したこともあり、北海道のパイオニアとも言われました。今では、全国の先生方を知り合う機会を得て、たくさんのつながりができました。こんなつながりができるなんて当時は全く思ってもいませんでした。
 勤務校も2校目から4校目へと変わり、当然の様に学級担任を持たせてもらっていた時期から、何度頼んでも持たせてもらえない時期も経験し、教師としてのありようを考えさせられました。
 ブログについても、がむしゃらに投稿し、アクセスカウンターの数字を気にしていた頃もありました。しかし、ネットの怖さも知り、今では慎重につきあっています。そして、何より目の前の子供たちが一番大事であると常々思っています。ネットやブログは二の次、三の次です。
 そんなスタンスで、この春六度目の卒業生を送り出した後から、やっと再開したこのブログ。まだまだ美術や教育について自分自身もっともっと勉強していきます。
 数えてみたら10年間で、983の記事を書きました。これからも『ハートでアート』で突き進みます。
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写真は、前任校の美術室。とあるカメラマンに撮影して頂きました。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-07 22:07 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

新作 ネクタイピン 2015夏

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 七宝焼するごとに、ネクタイピンを作ることが多い。人にあげたものや、なくしたものもあるが、今回の作品はどうなることだろう。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-07 21:44 | 表現 | Trackback | Comments(0)

彫刻見つけた! その2

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 前々から「何だろう?」と思っていた石の渦巻き。遊び場かな? 職場の人に聞いても知らない様子。今日の昼に銀行によって昼食を買おうとスーパーへ行こうとしたとき、プレートを見てみみようと思い立って路肩に車を止めてみた。すると、山谷圭司という文字が見える。商工会議所前にあった彫刻と同じ作者である。題名は『かみふらのの螺旋舞台』と書いてある。
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 サイズが大きいだけに、何かのモニュメントかなとは思っていたが、同じ作者だとは思わなかった。モエレ山もアースワークの彫刻?何だからこれも彫刻と見ていいはずだ。
 それにしても、子供たちが登って遊ぶような二つの螺旋。私も以前登ったことがあるけれど、この二つの螺旋の周囲も含めて作り上げたんだなと思うと感慨深い。まさに、登って身体で感じる彫刻である。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-07 21:35 | 彫刻 | Trackback | Comments(0)

タコ始めました(2015)

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 8月11日(火)から開催される第24回教職員文化展に向けてF100号を描き始めました。今回もタコです。今日で2日目。ここまで進みました。前日の搬入まで、何とかがんばります。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-06 02:34 | 表現 | Trackback | Comments(0)

美術館ツアー

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 大会の遠征等のない美術部は、年に1回の札幌方面へバスで行けることに現在の勤務校ではなっている。それで8月4日(火)に北海道近代美術館へ行ってきました。『夢見るフランス絵画』、『日本画逍遥』、『淡島雅吉』、『夏季名品選』を鑑賞しました。近代美術館は、常に混んでいるイメージでしたが、バインダーを片手にメモをとりながら鑑賞する中学生もいました。これぐらいなら、鑑賞のレポート用紙を持たせて、美術館内で記入させれば良かったのに、万が一に備えて見終わってからバスの中で感想をまとめさせました。
 勤務地の人口と札幌市では人口比で100倍近くあるので、生徒たちは驚いているようでした。
 美術館の鑑賞の終わった後は、東急ハンズや大丸藤井セントラル、アニメイトやブックオフにもよって、画材やら資料やらを探していました。
 この子たちには、こんな経験がやっぱり必要なのかと思いました。写真は徒歩で移動中に撮影した、南1条通りにある彫刻です。
 個人的には、数年ぶりに見た神田日勝の『室内風景』と深井克美の『バラード』、初めて見たムンクの版画『病める子』が心に残りました。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-06 02:29 | 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

函館・渡島大会その2 感性や創造性をはぐぐむ造形教育

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 授業、開会式、研究についての説明の後は、「感性や創造性をはぐくむ造形教育」と題した村上尚徳先生の講演です。
 ノートに記録したメモから、キーワードの抜粋です。
・義務教育に図工・美術がある以上、日本国民全ての人に将来必要な力を育成しなければならない。
・心豊かに生きていく力が大切。
・「感性」とは、「あっキレイ」という心の中の動き、感じ取る力。この力は先天的な要素もあるが、その後の教育で育まれるものである。このとき重要なのが、言葉の働きである。
・「言葉」と「体験」を関連させる。豊かな体験によりイメージが広がる。
・落ち葉を見ながら、色の三要素と関連づけるなど、造形の言葉を使って視点を増やす。これが、感性を伸ばすことにつながる。
・図工や美術を通して、子供たちにどんな力を育成しているのか。学習指導要領の教科目標に注目しよう。キーワードは「感性」、「創造」。
・「美しさは見る人の心の中にある」
・共通事項のアは「造形要素」について、イは「イメージ」について。アは一つ一つの要素について、言うなれば「木を見る」こと。イは全体をみること、つまり「森を見る」こと。
・「もの」じゃなくて「こと」を描く。「お母さん」を描くのではなく、「お母さんとの思い出」を描く。
・「つくる喜び」と「つくり出す喜び」の違い。前者はプラモデルなど、後者はその子が生み出す表現。再現ではなく表現である。
・「手を作ろう」ではなく、「○○な××を作ろう」。
・自分で表したいことを見つける。
・自分の表現意図を語る(記述させる)。見ただけではわからないことがある。(子供たちは主題を生み出し、工夫して表現する。それを鑑賞して(話しを聞いて、視点をもって見て)共有する。)当然上手くなくてもOK。
・「中学3年生で美術や音楽を選択教科にしてはどうか」という声にどう反対するか? その年代にしかできない学習がある(必要な学習がある)ことを実証する。具体的には仏像彫刻の鑑賞など、中学3年生ぐらいで価値を理解できる。心の内面やものの本質への理解の成長が著しいこの時期こ重要。
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 数年ぶりに村上先生のお話を聞く機会でしたので、会場の一番前で、かぶりつきながら聞かせて頂きました。キーワードをメモしながら、頭の中が整理されていくのがわかりました。これからの授業で、どう言葉を使っていこうか、課題も見つかりました。紹介して頂いた、生徒の言葉。まさに、中学3年生だからこそ言える言葉であり、この時期に美術を学ぶ意味がわかりました。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-06 01:59 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

函館・渡島大会その1 しかべ・アース・アート

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 昨年は運営側で、全く授業を見ることができなかったので、楽しみにしていた函館・渡島大会。今回はC-1分科会に参加しました。授業は「しかべ・アース・アート」〜人がつながるアートの空間(中3)の授業を見せて頂いた。他にも気になる授業はあるけれど、こうと決めたら1本の授業に集中して最初から最後までかぶり付きで見ることにしている。
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 10分前に授業会場に着くと、発表のリハーサルをしているところでした。今回の授業は、地元に作る公園の立体のプレゼンと言ったところ。小学校にもアンケートをとり、6つのグループに分かれて、別のコンセプトで公園を作る。それぞれについて、コンセプトや制作の工夫や苦労、ビデオカメラを使って、画面に拡大した画像や指示棒に自分たちの分身を貼付けて、実際にシーソーに乗って遊んでいる様子を見せるなど、動きを見せる工夫もありました。
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 また、つながりという観点から、鹿部町の観光課の担当職員にも来て頂き、感想を述べて頂いた。実現可能なアイディアについては町に掛け合ってみると言うサプライズもあり、有意義な発表会でした。
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 最後は、6つの公園が1つに合体し、クラス全員の分身を公園で遊ばせようというエンディングで、生徒たちは苦労して作った公園の中に自分を投影させ、「ここぞ」という場所に自分を配置していました。
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 プレゼンではあるが、見方を変えると、相互鑑賞であり、相互評価の場面である。大きく堂々とわかりやすい発表という、評価用紙が使用されていたため、生徒たちは大勢の先生方の前で堂々と発表していました。しかし、発表態度の面ばかりでなく、コンセプトの要素、つまり、どんな意図でその遊具を配置したのか、楽しんでもらうための工夫は何だったのかを重視して交流することが、美術科としての教科の特性を生かすことになると私は考えていますが、その面があまり重視されなかったのが残念でした。
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 「如何に上手に作るか」、「苦労したか」、ではなく、「このように考えて作りました」という発想、構想をもっと交流できたら、生徒たちの次の美術にもっとつながると私は考えています。
 そんな中で、地域の特産のタラコにこだわって考えた「タラコベンチでおにぎりを食べてもらいたい(もちろんタラコおにぎり)」というこだわりも聞けて、今回発表しなかったけれど、自分の中ではこだわっているポイントがたくさんあるんだなということもわかりました。地元のゆるキャラ、カールスくんや駒ヶ岳、海など、子供たちの発想は大人の予想をやっぱり超えます。
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 今回函館と渡島が協力して、開催することになった全道造形研。小中で4本の授業があったなか、小中各1本ずつの授業を渡島で担当していました。その1つを見ることができて良かったです。こういった連携もこれから益々重要になってくると思います。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-04 01:02 | 表現 | Trackback | Comments(0)

本庄先生を語る会

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 本庄先生を語る会が8月1日に行われました。
 会場は本庄康伸遺作展の会場である蔵囲夢です。遺作展の実行委員会の代表の佐藤先生が中心となり、大学の先生方、本庄先生の奥様、そして本庄先生の教え子たちが総勢26名集まりました。
在りし日の本庄先生について、お互いに語り合いました。私が学生の頃も、本庄先生の絵は全く見せてもらうことなく、今回の遺作展で初めて目にするものばかりでした。1986年から1990年頃は本庄先生が40歳になろうかという頃。入学したての大学の宿泊研修で、素人なのに情け容赦のないバドミントンの洗礼を受けたのもいい思い出です。バドミントンの奥深さを知り、私もすっかりバドミントンにハマってしまい。週末には幼児教育の体育館へ先生とバドミントンをしに行きました。
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 材料演習でガラスの練り棒で八の字に動かして顔料を練ったのも思い出しました。職人さんが作ったガラスの練り棒だったそうです。
 病気がわかってからテンペラ画に専念し、石膏の下地に下描きを施し、全ての色彩計画も立てていたそうです。1枚だけ金箔を貼り、途中まで制作を進めていました。この下地にどんな色がのり、どんな世界が表現されていたのか。もう、想像するしかありません。
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 私の学生時代の同期や先輩方とも旧交を温め、新しい出会いもありました。これも本庄先生のお陰です。もう酔っぱらってしまったので、どなたが言われたのかわからなくなりましたが、「やっぱり今やりたいと思ったことは、今やらなきゃだめなんだ」といった発言が胸に残っています。
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 だから、私も絵を描き続けます。

 会期は8月8日(土)までです。是非会場に足を運んで頂ければと思います。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-03 06:48 | その他 | Trackback | Comments(0)

函館の旅2015

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 第65回全道造形教育研究大会 函館・渡島大会に参加するため、函館に行きました。今回は高速バス乗り換えに初めて挑戦しました。
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 大会当日の朝は、涼しい気温の中、ホテルを出発して、ベイエリア、西埠頭、外国人墓地、弥生小学校を回って、函館駅まで旅RUNしました。途中で寄った高龍寺は山門の中まで入って奥の方まで見てみました。迫力がもの凄かったです。門から飛び出してきている、彫刻も迫力です。
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 会場へ向かう市電に乗り遅れたら、何と次にきたのはコーラの市電。初めてコーラの市電に乗りました。
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 大会自体については、別の記事にまとめますが、函館到着日に立ち寄った谷地頭温泉が、月に2回の定休日だったため、分科会終了後に谷地頭温泉で疲れを癒しました。1時間程汗を流して、急いでレセプションに参加し、五島軒で北海道の仲間たちと、楽しく交流することができました。今回初めて、カレーが出てきたのでおいしくいただきました。
 ホテルは、訳あり価格の安い部屋代のアクアガーデンホテルを利用しましたが、フロントのサービスも良く、泊まるだけなら全く問題なく過ごせました。
 2日間とも、朝食は朝市へ行き、500円丼をいただきました。味もおいしく、500円でこの内容なら文句ありません。
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1日目
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2日目
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# by nobuhiroshow | 2015-08-01 14:21 | その他 | Trackback | Comments(0)

真夏の七宝焼

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 暑い夏休み。だからという訳ではないですが、美術部で七宝焼を行いました。
 4月に異動してきたので、この学校では初めての体験。部員たちもほとんどが未経験者。七宝の電気釜については、温度が1000℃近くまで上がることはテスト済みなので、七宝の絵の具を使って実際に焼いてみます。
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 部員たちに指導しつつ、自分でもちゃんと七宝の道具が使えるものか確かめながら練習します。中には絵の具のケースの色名と中身が別なものもあったりします。また、金切りばさみや金属用の紙ヤスリの粗い番数、芋づち、網、くら、フリットなど、制作を進めると何が足りないか見えてきます。
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 とりあえず2時間ではここまで、次回の部活まで道具をこのままにしておいて、続きの練習に取り組みます。夏休みの利点です。こうして、汗をかきながらの初めての七宝焼が終わりました。
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# by nobuhiroshow | 2015-08-01 13:54 | 表現 | Trackback | Comments(0)