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上川・旭川支部教研報告(その2) 千歳の還流

上川・旭川支部教研報告(その2) 千歳の還流_e0040515_10434224.jpg

A:旭川から3人で参加しました。題材に焦点を当てて話し合われた。写生会の取り組みで、渡島支部でスルメの実践。やり方がパターン化しているが、意欲を持って取り組んでいた。空知南の写生会では地域の特色を生かした煉瓦倉庫に取り組んでいた。デザイン工芸について、造形も含めて5本。発泡スチロールを削って着色させる。大変面白い。空知北の森の仲間達、木工。小学4年で、内面があらわれる。留萌では、○○の卵を作ろう、風船に石膏を入れてつくる実践がありました。函館では風灯、風が吹いて灯りがつくという作品。鑑賞は4本。知識的に教えるものでした。網走では、授業外でワークシートに行うもの、で合格なら作品の縮小版をもらう実践でした。宗谷支部では対話式のものでした。帯広支部では、集まって作品交流をしている。指導者としての悩みが見えないとか、本音が見えないと言う反省もありました。
# by nobuhiroshow | 2007-10-13 10:44 | 支部教研

第57次 上川・旭川支部教育研究集会 図工・美術分科会報告(その1)

第57次 上川・旭川支部教育研究集会 図工・美術分科会報告(その1)_e0040515_916043.jpg10月5日、6日に行われた第57次 上川・旭川支部教育研究集会 図工・美術分科会の報告を始めます。
 レポート発表は旭川2本(中学校)、上川3本(小学校2本、小中学校1本)でした。参加者は1日目は11名、2日目は19名。2日間通しての参加は9名といったところ。役員が6名ですので、残りは3名。
 レポートタイトルは
図画工作科 小学校の写生2 批評会をもちいた展開(上川・小)
○小の図工教育について(上川・小)
図工・美術の今日的課題(上川・小中)
題材の見直し 〜心からの表現を目指して〜(旭川・中)
コンピューターを使った授業の工夫(旭川・中)

 討議の柱は次の3点です。

1 美術教育をめぐる現状と課題
2 美術教育をどう展開していくのか
3 学年の発達に沿っての指導実践交流
# by nobuhiroshow | 2007-10-13 09:16 | 支部教研

PR 子どもの作品を語る会

PR 子どもの作品を語る会_e0040515_442833.jpg 『第44回 全空知子どもの作品を語る会』が11月15日(木)に赤平市立豊里小学校において、開催されます。
 午前中は、『題材屋台』1年生から6年生までが一緒になっての縦割りでの造形活動。6種類の題材に分かれて取り組みます。昼からは『教育美術展を語る会』。北海道教育美術展の奨励賞の作品を展示し、どのような視点で作品を見ているか、北海道造形教育連盟の方を講師に招いて解説していただくそうです。最後は、『子どもの作品を語る会』。持ち寄った子どもの作品を見ながら、お互いに交流します。
 私も、第42回、43回と参加していますが、とても勉強になります。図工美術で悩んでいる方、困っている方など是非参加してください。要項は、空知美術教育研究会(略して空美)のHPからダウンロード可能。写真は、去年の様子から。


去年の様子はこちらから
# by nobuhiroshow | 2007-10-12 04:07 | 子どもの作品を語る会

千歳の報告(その58) みなさんのおかげです

司会A:13年前に、全道教研で叩かれた記憶があります。本音が出てないというのがありましたが、昨日言いたいことを言った中で「どうでも言い」というのがグサッと来ました。美術の先生は思いをずっと持っているんですが。勉強になりました。
記録1:本音を言います。ちょっと息苦しかったです。みなさんの話を持ち帰って自分なりに考えていきたいと思います。
記録2:いっぱい書きました。勉強になりました。やっぱり我々自身が子どもが自由に描けるような空気をもっていることがあって、いい題材を与えるようにと考えています。
記録1:記録は2度としたくないと思いました。発言をここまでして盛り上がるのがいいことです。
現地進行:石教研です。昨日の傍聴で地元開催なのになんだこれはという気持ちを持っています。言うたびに嫌われるんですが。正会員になって一度叩かれましたが、エネルギーをもらいました。私みたいな人が還流をしなければと思います。
進行係:実はこんな仕事が回ってきます。2年続けてです。帰る前に東急ハンズに行くと、材料を買っているんですよ。ふと見ると流木を買っている家族がいます。留萌の海岸にはごろごろ落ちている。流木は買うものなのか? 不思議な現象なのかな。それをそう思わなくなってきている自分もまずいと思いました。

 以上で、報告を終わります。

 私としても、初めての司会で、いかに本質に迫った話し合いにできるか、その話を深められるか、頑張ってみましたが、なかなか難しく、本音で深く話し合える場にはならず、自分の力不足を感じました。全国教研のあの司会の面々のようにしっかりと対策を練ったり、本質に迫るように引っ張っていくリーダーシップも必要だなと痛感しました。

 この報告が、次の全道教研や、今後の美術教育に少しでも役立てていただければ幸いです。

 それでは、第56次合同教育研究全道集会千歳大会に関わった、全てのみなさんありがとうございました。
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# by nobuhiroshow | 2007-10-11 05:43 | 全道教研

千歳の報告(その57) 25年間の重み

千歳の報告(その57) 25年間の重み_e0040515_5242057.jpg

 私達は図工美術の時間だけで、図工美術を語ってはいけないと思います。たった週1時間では育てられない。日常の学級経営の中でも活かされていかなければならない。日常の何気ないことが、スケッチを描いたり、おみやげにおばあちゃんがアメを配ったりを喜ぶだけではなく、スケッチすると定着する。それが絵の作用なんです。

 どうしても見せたい絵があります。15,6年前の絵です。ここに1枚の絵があります。私のお宝ものです。6年生の時に描いた自転車の絵です。20歳で死んでしまったんです。机の中を整理したら出てきたんです。私はすぐわかりました。この子は心臓が悪くて10歳までしか生きられないと言われていました。私は学級経営の中心に据えていました。自転車でサイクリングしようとしました。その子はガキ大将の自転車に乗せてもらいました。その後にスケッチする機会に自転車を持っていなかったので、描いたのがこの自転車。この自転車から通じるこの子の思い出。この絵からこの子がいろんな連想が浮かんでくる。それで捨てられなくなる。それが絵なんです。

 絵はただ、画用紙の上に描くのではなく、子どもの中に沢山育つものがある。
そのときに教師が口を出すのは逆に邪魔をしている。これから教研で考えなければならないのが、どうやって壊したのか。

 ユニフォームは脱ぎますが私は私。教研の美術部会の本部は私の美術館だと思っています。8月に熱く語る会もしています。発信元になりたいと思います。みなさんも私を利用してほしいと思います。是非呼んでください。これは点でやらない研究会。線でつながる研究会にしてほしい。これからの本当の美術教育が始まればと思います。
# by nobuhiroshow | 2007-10-11 05:24 | 全道教研