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『道産子追憶之巻』を味わう ーその1ー

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 北海道博物館から『道産子追憶之巻』のシートを借用することができると聞いたのは4月だった。
 11月の1〜2週で勤務校の全学年9クラスで授業を行った。今回はその紹介です。
 今年度は、校内研で授業をすることになり、教科書も変わったこともあり、新しいことに挑戦しようとしていた矢先に、『道産子追憶之巻』の情報を知った。岩橋英遠作の30mもある大作である。以前から、旭川美術館に展示してある『彩雲』が好きだった。
 『道産子追憶之巻』を初めて見たのは数年前、やはり旭川美術館であった。凄い作品だとは思ったが、まさか、この作品を授業で鑑賞題材として使うなどとは考えたことがなかった。大型テレビで写して見ても、全体を写すことはできない。しかし、それを鑑賞題材として借用できるという。2分の1の縮尺のシートか32分割した3分の2サイズのラミネートカードがあるという。博物館の担当者と何度も連絡をとり、大きい方がいいと考えて、32分割を選んだ。
 7月の北海道造形教育研究大会札幌大会2日目の題材屋台では、札幌のブースでラミネートカードの本物を見せてもらうこともでき、9月には北海道立近代美術館で展示してある本物をじっくりと見ることもできた。
 その2へ続く
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by nobuhiroshow | 2016-11-14 00:24 | 美術館との連携

人のスケッチブックは面白いー珠子のひみつ展ー 

 教職員研修で12日に『珠子のひみつ展』を見てきた。
 担当学芸員の土岐さんの30分の解説の後、自由鑑賞となったが、以前に見たことのある大作や初めて見る大作も見応えがあったが、何よりもスケッチブックに目をみはった。
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 ヨーロッパの美術館でミロに魅せられて、こまごまとメモしたりスケッチしたりしたものや、小学校の教員時代に子供たちを水彩でスケッチしたもの、富士山をマジックインキなどでダイナミックにスケッチしたものなど、見ごたえのあるものばかりだった。
 会期中に先着2000名に配布する24ページの冊子も本格的なものである。
 この展覧会のために350冊ものスケッチブックを研究し、7000カットもの写真を撮影した上で作られたものだという。公益財団法人ポーラ美術振興財団からの助成があるため、無料で配布される。
 11月21日にはスケッチブックの展示替が行われるため、是非21日の前に一度見ていただきたい。そして21日の展示替え後も。
 11月27日のEテレの日曜美術館のアートシーンでこの展覧会の様子が放送される予定である。

 スケッチブックに書かれたメモの中から、心に残ったものを二つ紹介したい。
「5月30日 奥村土牛の百寿の祝賀会の静養軒会場で、奥村先生は写生程大切なものはないと仰になった。  感激した 私も写生を生命とする」
「毎日スケッチしよう 60 12/8」
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by nobuhiroshow | 2016-11-13 23:56 | 美術館