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彫刻フェスタの制作

 あまりにも膨大すぎて、全道造形研いしかり 北広島大会については、じっくり頭の中で反芻しています。

 夏休みの部活の指導、たまっていた会計業務をこなし、銀行に行った帰りに彫刻美術館前の春光園という公園に行きました。彫刻美術館へは何度も行ったことがありますが、目の前の公園に行ったのは、実は初めてでした。近所の子ども達が遊び、近くの中学校の生徒がジャグリングの練習をしている大木の奥に、目指すものがありました。

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 隔年で開催される、「旭川彫刻フェスタ2008」。7月21日から二人の彫刻家が野外での公開制作に取り組んでいます。前回までは金属や石の彫刻でしたが、今回は木の彫刻ということで、楽しみにしていました。

 長さ4mのクルミの木を使い、ノミで彫っている森川さん。堅い木を彫る音が大きく響きます。時折チェーンソーで荒く削ったりと迫力のある制作風景です。まだ、木を寝かせての制作ですが、来週には木を立てて仕上げに入るそうです。タイトルは「空域」。
 昔は東京で、非常勤講師をされていたという森川さん。この公園で遊ぶ子どものような体験がもっと必要だと話されていました。また、授業で小刀を使う場合、400番の耐水ペーパーをかまぼこ板に接着して子どもに仕上げ研ぎをさせるといい、なんていう裏テクニックも教えていただきました。
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 もう一人が、山の麓で薪になる寸前だったミズナラの原木を彫っている長沢さん。直径1mは超すだろう大木です。長さは1.4mほどのものが2本。まっすぐなら柱になったり利用価値が高いのですが、少し曲がっているので使われなかったそうです。四方そりガンナという片手に収まる小さなカンナを使ってノミ跡を整えているところでした。ノミでぐいぐい彫るだけでなく、実はカンナで整えることもあるそうです。
 ちょうど腰の高さぐらいにある気持ちの良いくぼみが気になっていましたが、長沢さんによると、完成した後にはいろんな人に腰掛けてもらって、触れてほしいということでした。こちらのタイトルは「カゼノコエヲキケ」です。

 来週の美術部の活動の時には、部員を引き連れて見学したいと思います。
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by nobuhiroshow | 2008-08-01 06:04 | 美術館