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あったらいいな こんな 旭山動物園

 昨年度までの平面構成をリニューアル。
 『色と形にこだわって〜グラデーションを使った平面構成』でとしていたものを、さらに発展できないか迷っていたときに、ヒントになったのが昨年の中連文化部作品展で見た動物のグラデーション。そのときひらめいたのが、旭山。

 説明のプリントには以下のように書いています。

あったらいいな こんな旭山動物園

『年間入場者数300万人を超えて、旭川を代表する施設となった旭山動物園。最近ではあまりの混雑ぶりに地元旭川市民も気軽に動物を見に行くのも大変な状況です。行動展示や手描きの説明表示など、お金ではなくアイディアで閉園の危機を乗り越えて職員の皆さんがここまで発展させてきました。今回は、身近な郷土を題材にして、皆さん自身が動物園の職員となって、旭山動物園で実際に使えるような、見たら子どもたちや大人たちが喜ぶような案内表示を考えてほしいと思います。現在いる動物たちを紹介したり、施設を紹介したり、こんな動物や施設があったらという新しいアイディアを含めてものでもいいです。
 正方形、円、三角形、その他の形など必要に応じて画面の形も考えてください。ただし、今回は配色の学習も行いますので、アクリルガッシュを使用して、画面のどこかにグラデーションを使用することとします。あとは、自分のアイディアを生かして思い思いの作品作りをしましょう。』

 地域題材として、今まで何度も行った事のある旭山動物園。4月に授業を始めて、連休中に行ってくると言って実際に見に行った強者もいたようです。しかし、あまりの混雑ぶりに思ったように見ることは出来なかったようでしたが。
 授業においては、動物園の施設のリーフレットや改訂版が発売された『動物園ガイドブック』なども利用しながら思い思いにデザインを考えています。テレビの画面では『旭山動物園の全て』(だったかな)のDVDを流しつつ、環境ビデオのようですが、何だかいい雰囲気で授業が進んでいます。
 作品の完成の暁には、全ての作品をデジカメで撮影してデータ化して動物園に届けたいと考えています。もし実際に動物園の職員に認められて園内のどこかに採用されたら、なんて夢はでっかく持っています。これからがたのしみです。
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by nobuhiroshow | 2007-05-18 03:27 | 表現 | Trackback | Comments(0)

ペンで遊ぶ

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 1年生の授業の最初は鉛筆削り。
 小学生の時に小刀で鉛筆を削ったことがあるそうだが、何故かカッターで鉛筆を削ったことはあまり無いらしい。
 最初は、カッターの刃の向きを間違えて使う子もいたが、何度か鉛筆を削る必要性が出てくると少しづつ慣れてくる。
 鉛筆でまず最初に練習するのが、塗りつぶし(トーン)のグレースケールづくりである。3cmの正方形を9個つなげて1マス目を紙の白さの真っ白から、9マス目を2Bの鉛筆の限界の黒さまで塗りつぶして、9段階の明るさのスケールを作る。2マス目、3マス目は薄く鉛筆で塗って指で伸ばしてさらに微妙な調子にしていく。
 去年までだと、さらに鉛筆で縦、横、斜め、逆斜めの線を重ねるハッチングのグレースケールも練習していたが、今年はペンを使ってのハッチングを試みた。
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 ペンと言ってもピグマとかの水性ボールペンなどではない。つけペンである。
 さじペン、丸ペン、Gペンの3種類のペンを使い、1cmの正方形を5個つなげて、ハッチングの五段階を練習する。鉛筆だと芯が丸まってしまい次第に線の太さが変わっていき、最後は塗り(トーン)に近くなってしまう。しかし、ペンだと太さは力の加減で変化するが基本的に変わらない。細かい線を意識してハッチングに集中できる。また、今後風景画の下書きなどで使う予定のペンの練習にもなる。
 ハッチングのグレースケールが終わったら、細かい物の表現に適したペンの特性を生かしてクリップやカッター、インクの瓶などをハッチングを使って描いてみる。さらに余った時間はペンで遊ぼうと言うことで、落書きみたいに漫画でも何でも描いていい事にしてじっくり楽しませた。
中学1年生には難しいだろうかと心配しながら取り組んでみたものの、「ペンってたのしい」といいながら、ペンに夢中になっている。予想以上のヒットであった。
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by nobuhiroshow | 2007-05-18 03:02 | 表現 | Trackback | Comments(0)

この学校は生きている

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 ポスターを貼って数日後。朝の打ち合わせで校長先生からの話である。

先日来客があってこんな事を言われました。『この学校は生きてるね』と。

 定期的に変わる美術の掲示物。そしてそのときのポスターを見ての言葉である。それだけその来客の心を動かすポスターがあったと言うことである。来客と言っても、たびたび来る業者の方である。以前の状態との比較もあるし、他の学校との比較もある。その上で出てきた言葉なので、正直嬉しい。
 そんなことを言ってくれた業者の方にも、教えてくれた校長先生にも、そしてそんな人の心を動かす作品を作り上げた生徒達にも感謝である。
 授業の中でのそのことを3年生に伝えると、「へえー」という者や、まんざらでもないといった顔をしている者もいました。けれどそんなことを言ってもらったら嬉しいものです。とにかくありがたいことでした。
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by nobuhiroshow | 2007-05-18 02:40 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

出来たら貼る! 貼る! 貼る!

 年が明けて完成する生徒もいたので、やっとほとんど完成したのが1月末。
 評定作業などもあり、ようやく作品を掲示したのが2月6日。卒業までの1ヶ月と言うところである。3年生のフロアの至る所。全校生徒の目につくところ。同僚の先生にも手を貸してもらいながら、12時過ぎまでかかって、貼る貼る貼る。
 この作業は生徒がいないとき、つまり3年生が下校して、翌朝来たら全部貼ってあってビックリするという演出である。つまらないことかも知れないがそんなことに意地を張っている。
 では、見てください。
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by nobuhiroshow | 2007-05-18 02:28 | 表現 | Trackback | Comments(4)

ポスター完成の頃

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 去年の暮れである。
 やっとポスターが完成したのが。
 それも遅れているクラスは年を越してしまうかも知れない。
 果たして次にやる最後の題材は完成まで進むのだろうかとヤキモキしながら、それでもポスターもしっかり完成させてほしいと思いながらのこの時期である。
 以前なら、3年間の集大成として、アクリルガッシュやイベントカラー、透明水彩絵の具を基本として制作してもらっていたが、このときは是非クレヨン100パーセントでやらせてほしいという生徒が現れた。1週間ほど迷った末、「細かい表現にも向かないし、技術的に自由度が減って逆に難しくなるけれど、それでもやるか?」と尋ねると、「やる。クレヨン削って重ね塗りしてでもやる。」という覚悟の返事。それならとOKを出して見守った。
 確かに、他の作品が汚れないようにクレヨンを使用する生徒の作品には当て紙をつけて作品を回収したりと手間はかかったが、他にも活用する生徒も増えて、結果的に表現のバリエーションが増えた。
 また、金網と歯ブラシの絵の具の弾き、スパッタリングの極意を教えるとそれが流行ってしまったりということもあった。
 12月の暮れの放課後はポスターの居残り作業で連日盛況。このおかげで、作業用のツナギにも『ハートでアート』ができました。
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by nobuhiroshow | 2007-05-18 02:15 | 表現 | Trackback | Comments(0)

ぐんぐんのびろゆめの木

e0040515_1321625.jpg 2月に行われた小学校の研究授業。
 旭川市教育研究会図工美術部の2月研の記録である。
 小学校では、「つくりたいものをつくる」と「造形遊び」の二つの領域で研究が行われているが、両者が共同でこの授業づくりに取り組んだ。
 授業者は永山小学校の布施先生。平成18年度から図工美術部に加わった新しい仲間である。
 さて、授業内容であるが、対象は4年生。「自分の夢や願いを木に表す」という課題を簡単なスケッチに描き、自分たちが用意した材料を使ってかたち作っていく。その制作においてもうすぐ仕上げになりそうな段階を授業である。
 指導案に用意された資料には、グループ毎に簡単なアイディアスケッチと1人1人の夢、作りたい木の名前や使いたい材料が載せてある。小学4年生の夢とはどんなものであろうか? 資料を見てみると、「美容師になりたい」、「パティシエになりたい」、「金星に行きたい」、「ペンギンと友達になりたい」などのゆめを抱いているようである。e0040515_1422586.jpg
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e0040515_1425440.jpg 土台をペットボトルとして、ビーダマやわた、色紙やビーズ、木の枝、毛糸、モール、アルミホイル、石、松ぼっくり・・・などなどの材料を自分で用意してホットメルトで接着していく。このホットメルトが使った人は分かると思うが、手につくと結構というかかなり熱い。けれどそんなことをものともせずに、自分の木づくりに励む子ども達の姿があった。作りながら、自分のゆめの木に惚れ惚れし、もっとこんな風に工夫しよう、友達の木を見ながらいいところを真似しようなどと夢中になって、楽しんでいる姿があった。また、近くに木材工場が多いことから端材を分けていただいて授業で活用させて頂いているそうである。青い容器に沢山入れてあるのがそうである。まさに地元の材料である。
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 残念ながら、授業後の研究協議には参加できなかったが、いい授業を見せてもらうことができた。布施先生によると、できれば翌日続けて制作して完成させたいとのことであった。
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 こちらは旭川市児童生徒作品展のわくわく部門に出品した完成作品。
 立体の大型な作品であるが、4点ほど持ってきて頂くことができ、見せてもらうことができた。こういった先生の熱意が素晴らしい。
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by nobuhiroshow | 2007-05-18 01:48 | 表現 | Trackback | Comments(0)

NINTENDO ウィー

ブログを休んでいる間に暖めていた記事が結構ある。
これもその一つ。
NINTENDO ウィー
何のこっちゃ? と思うかも知れないが、毎年学校で参加しているアイスアートフェスタで制作した氷彫刻の作品名である。
旭川冬祭りの際に三つの会場で行われるアイスアートフェスタ。
春光台地区においては我が勤務校から多数の部活が参加し、雪合戦と共に大いに盛り上げている。
そこに、毎年職員チームとして参加して、作っているのがちょっとひねった作品達。
昨年は、チキンリトルがビールマンスピンをしているという『トリノオリンピック』でしたと言えば、何となく雰囲気がつかめるかも知れない。(※ 分からない人は昨年のブログを参照のこと)
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さて、今年は『NINTENDO ウィー』である。同僚の先生のアイディアで制作した。
分かるだろうか、頭にネクタイを締めて一升瓶を両手で横に持ち、ラベルには十字キーとABボタン。つまり一升瓶がウィーリモコンとなっている。
酔っぱらいがウィーとやりながらである。

生徒達の荒取りのためにチェーンソーを振り回して2時間、ようやく職員チームの制作に取りかかって1時間、合計3時間チェーンソーを振り回して、腕もクタクタ。
最後にのみをふるって仕上げる。

何とか、賞もいただき、めでたく39歳になることができました。
どうでしょう? 氷彫刻も面白いですよ。
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by nobuhiroshow | 2007-05-15 02:54 | 表現 | Trackback | Comments(2)

ある日の夕方

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ある日の夕方。
いつものように、美術室の机に作品を置いて制作企画表という毎回の生徒のコメントに一言コメントを書き込んでいるとき、ふと気づいた。
2月独特のオレンジ色の西日が、机の上の高麗席を眩しく照らし出す。
美しく輝く、白と黒の磨かれた石達。
最後の授業を目前に控え、最後の仕上げに向かう作品達。
1年前は、受験生を持ち、全国教研に向かうために余裕の無かったところだけど、何だか今年の方がさらに余裕が無くなっていた。
目の前の子ども達にしっかりと向き合うこと。なんだかそれだけで手一杯だった。

ちょっと休みが必要だったのかもしれない。

そんなわけで、今年もぼちぼちマイペースでやっていこうと思います。
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by nobuhiroshow | 2007-05-15 02:32 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

今度は家族で行ってきました

子どものインフルエンザや部活の大会でe0040515_2135144.jpg
いつ休みが取れるか分からなかった大型連休。
何とか休みをもらい、大型連休も終盤の5月4日。
とうとう行ってきました。
春のアルテピアッツァ美唄。

天気も良かったせいか、家族連れも多く、
我が家の子ども達は 、すっかり気に入って川の流れで走り回る。
走って飛び込んだため池では転んでおしりまで水につかってしまうほど。
しかし、カエルの卵も発見して転んでもただでは済まさない。
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遊んだ成果はこの通り。

秋に来たときに建設中だったカフェも完成し、
新聞に載っていた、体験教室も覗かせてもらいました。

安田先生も休む間もなく写真を撮ったり、お話ししたりとお忙しそう。
体験教室では、イタリアから取り寄せた大理石を専用の道具で彫って、磨いている最中。
いつか機会があればやってみたい。
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カフェではソフトクリームをいただく。雰囲気も良い。

子ども達も気に入ったので、今度は夏に来たいな。

そういえば、管理の人が池のカエルの卵をバケツに取っていた。どうするのか聞いてみると、裏の自然の池に放すそうだ。その方が卵から孵りやすいとのこと。
それを聞いてますます気に入りました。
なんだか心が癒された一日でした。
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by nobuhiroshow | 2007-05-15 02:29 | 美術館 | Trackback | Comments(0)