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この写真なんだかわかりますか?

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 家から10分ほどの西神楽。29日からほたる祭りが行われています。8時少し前に会場のキャンプ場に着くと、三日月の夜空もちょうどいい暗さ。
 設置されている行灯をたよりに順路を歩く。階段では転ばないように子ども達の手をしっかり握ってゆっくり歩く。
 ちょうど池の近くにたどり着いた頃、ほのかに見える青白い光。これがほたるの光か。と感動。点滅する蛍の光。時には点滅する光が飛びながら進んでいく。数は多くなないが、十分蛍を満喫できて感動。
 デジカメでフラッシュつけずに撮影してみたが、これで限界のよう。ほたるほどの光は点(あるいはドット)にしかならない。それほど儚いものかも知れない。左側のちょっと明るい光は行灯かな? 決して星空の写真ではありません。
 前日は近くの学校のグランドで、町内のお祭りがあり、1時間近く子ども盆踊りを一緒に踊ったりと、夏らしいイベントが続く。普段遊べない分子どもたちと遊ぼうという思いもあるが、自分でもしっかりたのしんでいます。
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by nobuhiroshow | 2006-07-31 10:21 | その他 | Trackback | Comments(0)

板津邦夫版画展

 時間ができたので、中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館において行われている『板津邦夫版画展』を見に行きました。
 旭川美術館で開催中の彫刻達とは違い、木版画がほとんどで、リトグラフも少し、小品の彫刻もありました。抽象彫刻にあるようなユーモアさも垣間見られました。
 講堂?では偶然、こども彫刻教室が行われていました。紙粘土で動物を作り、ちょうど絵の具で彩色している所でした。夏休み中には家族連れで工作するいい機会なのかも知れません。教育大学の学生のボランティアも働いていました。
 職員の方に昨日春光台中学校の生徒が宿題に来てましたよと教えて頂きました。少しずつ宿題もやってくれているようです。
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by nobuhiroshow | 2006-07-31 10:10 | 美術館 | Trackback | Comments(2)

木になるフェスティバル

 家の近くの道立林産試験場でのイベント『第15回 木のグランドフェア 木になるフェスティバル』に行ってきました。
 仕事の関係で昼過ぎに行ったため、工作などのイベントなどはほとんど終わりかけている状態。「木の動物を作ろう」というコーナーに並んで抽選をしてもらうと、娘が当たって、作るチャンスを得る。24人中の6人に入るのだからすごいものだ。息子ははずれて残念そう。
 最初はウサギという計画だったが、難しそうなのでキリンさんに変更して、担当の人にインパクトドライバードリルを駆使して作ってもらう。自然木を生かして、器用な手つきで、さっきまで単なる枝だったのが、動物に変わっていく。接着剤不要で、はめ込み式で自分で作ると言うより、注文に応じてそれらしいかたちを作っていく。
 ホントは、材料コーナーがあって、作りたいものがあわせてトントンギコギコやりたかったのだが、こんな方法もいいか。
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by nobuhiroshow | 2006-07-30 00:50 | 表現 | Trackback | Comments(0)

やっとアップ全国教研レポート

 たまに見ていた日本教職員組合ホームページ『e-ステーション』。その中の会員専用HP『J-Pocket』に昨年度2月に三重県で行われた第55次教育研究全国集会のレポートがアップされました。
 第6分科会の美術教育については全レポート27本がPDFファイルで閲覧やダウンロードが可能です。
 パスワード取得についての詳細は組合の各支部にお問い合わせ下さい。
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by nobuhiroshow | 2006-07-30 00:25 | 全国教研 | Trackback | Comments(0)

美術館へ行こう! 夏休みの宿題

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 この宿題を始めて5年目かな。毎年夏休みに北海道立旭川美術館、中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館、春光台にある北海道療育園の前庭にある風のギャラリーの野外彫刻のどれかあるいは、旅先の美術館などでの鑑賞などで、本物の美術作品に触れて鑑賞レポートをまとめようという宿題である。
 作品の簡単なデータを調べて、作品のスケッチをして、自分の感想をまとめる。できれば友だちと言って対話しながら鑑賞できるといいねと言って説明している。
 毎年の宿題であるが、中学1年生の時に見るのと、中学3年生の時に見るのでは、同じ作品であろうと、その人自身が変化しているので、作品の味方も変わってくる。その日の気分によっても変わってくるものだろう。見るたびに新しい発見があるはずである。なので基本的にはこの3箇所を中心にして場所を設定している。受け入れ側の美術館なども親切に対応してくれて助かっている。夏休み初日に早速美術館に行ってきた生徒からのコメントもいただきました。
 さて、今年はどんな感想が集まることだろうか。今から楽しみである。
 写真は、北海道療育園の風のギャラリーから。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 06:53 | 鑑賞 | Trackback | Comments(4)

おしりで感じてきました

 えっ何を?って。
 もちろんイサム・ノグチです。ビアガーデンの大通り公園を探し歩いてとうとう見つけました。イサム・ノグチの「ブラック スライド マントラ」。
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 その日は子ども達に占領されていたので、翌日行って子どもたちに混じっておしりで感じてきました。まったくいろんな鑑賞があるものです。
 感触は、うーん。気温29℃の昼間だったので、あっつくて、手触り良くて、滑り心地はつるんとして気持ちよかったです。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 06:41 | 鑑賞 | Trackback | Comments(2)

紫の雨ー福井爽人の世界

  せっかく芸術の森まで来たのだから美術館で行われている展覧会も見せてもらいました。
  『紫の雨ー福井爽人の世界」 
  旭川出身の日本画家である福井さん。
  巨大な和紙に描いていく日本的な花鳥風月というより北海道的な日本画の世界。
  同じ旭川出身で小樽や札幌に住んでいた福井さん。
  だからこそなんだか心引かれるんだろうか。
  7月30日で終わってしまいますが、見る価値ありです。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 06:39 | 美術館 | Trackback | Comments(0)

野中真理子監督トークショー その2

富安:教員養成系の大学で教えています。先生になる人に見せました。100分の映画なので2回に分けて見せました。いい感想を書いてくれました。絵を描く子ども達も見せました。とんとんの感想は「6年生の卒業制作には目を見張るものがあった。どう指導したのか。もっと放任だったのか。」

野中:電話ください。

富安:トンギコ「宝物室というのがあったのに驚かされた。」専科の先生についてもありました。「図工が好きだったが、何を作ったか覚えていない、専門の先生が必要なほど大切な教科だと思う。」
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野中:専科の先生だからできるというのではなくて、向きあうということが必要。東京に1300もの専科がいますが、全部すばらしいというわけではありません。私は東京育ちですが、楽しくは無かったです。忘れられないほど嫌な時間でした。誰に教わるかというより、人間性や志ではないかと思います。

富安:「どの子ども達にも、こんな作品を作り出すものが眠っており、それを引き出すための教師の力が必要なのだと思いました。」専科だと教材研究もできるが、担任だとそうではない。学生にアンケートすると、図工・美術が嫌いだったり、いらつくという思い出を持っている。教免法が変わって今では実技をとらなくても図工の免許を持てる。

野中:先生になるには実技の試験は無いんですか。

富安:これを見て文科省が進めてくれるのはいいんですが、自信をなくしてしまう人がいるのではないか。地方では混乱もある。できる人はできるからこれでいいんだとなってしまうとまずいと思う。専科は1割にも満たない。

野中:意欲をもった先生が増えてもらうといいんですが。

富安:そこが理解が違うんですが、教員養成で美術をとらなかった人も美術を教える。そこが問題。臨画がいけない。自由画が放任。それだけでもいけない。心の解放だけではなくて、科学的な要素も入れていいのではと思う。

野中:入りきらなかったカーペンターズの部分についても得点映像で入っています。音もふくちゃんだけの音とか拾っていたりしていますので、DVDを見てほしいと思います。

飛行機の時間に追われて最後は駆け足で話していたお二人さん。ホントに気さくな野中監督でした。野中監督のサイン入りパンフレットのついたセットでDVDを買ったのは言うまでもありません。

公式HP『トントンギコギコ図工の時間』によると各地の上映情報がアップされています。北海道で3番目の旭川は9月23日に旭川市科学館サイパルで10:30より3回上映されるそうです。問い合わせはこども富貴堂の土井さん(0166-25-3169)まで。一般鑑賞できます。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 06:26 | 美術教育 | Trackback | Comments(2)

野中真理子監督トークショー その1

続いて行われた、野中監督トークショー。北海道では空知に続いて2回目の上映である。3回目はなんと旭川で上映されるそうである。灯台もと暗しである。それはともかく、野中監督と、全国造形教育連盟委員長の富安 敬二さん(立教大学文学部教授)のお話である。

以下は聞きながらibookに打ち込んだ記録です。聞き間違いや、意味の取り違えもあるかもしれませんが、こんな雰囲気で話しが進んでいたと思っていただければと思います。
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野中:この映画を作ったときに教育的観点は持ち合わせていなくて、子ども達はどんな顔して作るのかな。前作の『こどもの時間』(幼稚園)の時から考えていました。みんな子ども達の中には輝かしいものが溢れている。根本は、6歳と1歳の自分の子どもが大晦日に12時まで起きていたいと言い出したとき。紅白歌合戦を見ながら「紙とはさみ貸して」といって、おばあちゃん家だったのですが紙をちょきちょきして何かを作り出す。まったく紅白とは関係ない。いきなり何かを作りたくなる瞬間があって、そのときってすごい輝いている。こういう瞬間ってすばらしいな。走ったり遊んだりするときと同じようにすばらしいと思いました。それに図工室での子ども達が重なってきました。そして図工が削られるということを聞いて何かできないかと思って始めました。今11歳と年長さんの子どもを持つ埼玉のおばさんです。

富安:日本人のメンテタリティーって単純だと思っています。明治になって学制が発布されて美術教育が始まりました。美術の術の文字が嫌いで造形にしようという話もありました。出世魚のように変わってくる。表現、図工、美術など。明治は臨画から始まった。自分の芸大のデザインの最初の授業はユリの絵を臨画(模写)することでした。それでその授業をボイコットしました。自由画教育が始まり、戦争があり、発展してきた。
もう一つのメンタリティーは縦割り行政。縦割り教科。主要教科という言葉。前の文部大臣が言っていました。主要という言葉があれば、不要もある。あくまで教育方法。子どもは頭だけでなく全体性で学習している。新しい学力感として生きる力が進められてきた。野中監督が映画で見せてくれた。本来図工というのは全体性を使う。脳のいろんな部位を使う。右脳左脳がシンクロします。今までの国の見方もおかしい。本来国語的な考え理科的な考え、図工的な考えがあるのではなくて、全体性があって視角と中心として学んでいる教科である。そのことに国も気づいている。困ったところがゆとり教育。削るところとして図工・美術がねらわれている。ゆったりとした中で進めるべき教科であるので文科省に文句を言っている。

野中:ものを作りながら自分を作っている。そういう時間だと思っている。撮影は手を中心にとっている。1年生の手、6年生の手。手で考える。手とか体で考えている。思考や心の表れとして現れている。数値化されないモノに大事なモノがある。数字で計れるものだけになってしまったら、生き物じゃなくなる。人間じゃなくなると思います。結果だけでなく、彼らはプロセスなんですね。できあがったものを持って帰らない子もいる。できあがったらもういいやという気持ちの子もいる。結果だけでなく、プロセスで、どれだけ悩む時間があるか。

映画では粘土をもらって子ども達が喜んでいる。私の息子は紙粘土をもらって「わーい嬉しい。」と言っていると、「そんな騒ぐならやめます。」と先生が言う。「休み時間じゃないのよ。」と。
前の週にワニを作ろうとして、サメにしようとしたら、先生が「あなたワニを作ろうとしていたんじゃなかったの」とこだわる先生。このことを思いながらウチノ先生の映画を作ろうとしたことにつながっています。

富安:学校に教師がいて、今の日本の学校は開かれてきて、授業の形態として一斉授業であるが、図工は個別学習になる。契約学習でもある。みなさん魚を作りましょうと提案して、みんなそれぞれ決めて進めます。けれど、子どもは契約にこだわらないので、ワニからサメになってしまうものもある。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 06:16 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

トンギコ見ました

 あっという間にPMFとのコラボレーションも終わり、次は美術館の講堂に移動して、映画『トントンギコギコ図工の時間』の上映である。監督の野中さんも来ていて、映画の最初の出だしの音響のトラブルもあり、スタートを3回もやり直しての上映である。講堂にはいすを追加してなお立ち見の状態である。狭い中に大人数の上映だったので、ちょっと具合も悪くなったが、映画はすごく良くてどんどん引き込まれる。
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 冒頭のシーンでいろんな材料が無造作に置かれている部屋をカメラが後ろ向きに出て行くと、『宝物室』と教室の表示がしてある。まずこの発想に驚かされる。時数の削減の中、舞台の学校では毎週2時間の図工を確保して取り組んでいる。子ども達とウチノ先生との関わりが素敵である。「先生これどうしたらいいの?」に対して「ちょっと悩んでください。もうちょっと」とウチノ先生が言葉を返す。これがいい。自分ならなんと言うだろう。「どうしたらいいと思う」、「こんな方法もあるよ」なら生徒に返すことはあるが、「もうちょっと悩んでおけ」もいいな。その突き放し方がいい。

 毎回の授業の開始が廊下の挨拶で、座席のくじ引きというのも面白い。小学校の図工専科ならではの取り組みかもしれない。C型クランプを完備し、両手でのこぎりをしっかり使う子ども達。手で絵の具を塗ったり、作ったいすを飾りたいところで鑑賞会。それも外の道路!リヤカー?で運んで飾ってみる。2時間ある授業がうらやましい限りである。やっぱり美術や図工はゆとりのある時間の中でやりたいものである。

 6年生の卒業制作は、一枚の板から。何かを作る。中学受験という東京の小学生の事情も垣間見ながら、制作に取り組む子ども達。2年間の取材を通じて編集した野中監督。充実した1時間40分であった。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 06:09 | 美術教育 | Trackback | Comments(1)