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ただいま帰ってきました

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12時半に家に着きました。
この3日間、津で出会ったみなさん。ありがとうございました。
なんだかいっぱい、いろんなことをもらったのでまだ整理がつきませんが、
自分の中で反芻しながらしっかり咀嚼していきたいと思います。

まずは目の前の子どもとしっかり向き合うことからもう一度歩き出したいと思います。
今回の教研で美術教育の原点を考えさせられました。

昨日は旭川も雨が降り、風も強く大荒れだったそうですが、
帰ってきたときは、この雪です。明日は朝から雪かきです。
その前に明日の3年生最後の授業の準備をしておかなければ・・・。

雪も多くて寒いですが、この町が好きです。
やっぱり安心します。

卒業までハードな日程が続きます。
還流報告には少し時間がかかりそうです。しばらくお待ち下さい。
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by nobuhiroshow | 2006-02-28 01:47 | 美術教育

こりゃわかりやすい、「Mite!」をやってみて!

山崎先生のブログ「美術と自然と教育と」からのTB鑑賞教育のおすすめテキスト

やっと読みました「Mite!」

「本書は、アメリア・アレナスが世界各地で展開する対話型鑑賞メソッドをもとに、日本の学校教材として開発されました。美術の知識などなくても、このキットがあれば、いつでも教室が美術館に早変わりします。」とあるように、充実した解説と厳選された作品が収録されています。作品はCD-ROMに収録されてパソコンとプロジェクターがあればすぐに教室で鑑賞の授業を行うことができます。1時間に3点の作品として10時間分、ティーチャーズキット1(小学校3・4年生)、2(小学校5・6年生)、3(中学生)と3冊あり、年代に応じた(あるいは鑑賞の慣れに従って)作品を選んであります。残念ながらMac対応ではないので私は使えませんが、こんな作品をアレナスは選んだんだとう部分がとても参考になります。
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「美術の知識などなくても」とあるように、作品や美術史などの専門的な知識がなくても、事前に作品を見つめて自分なりに感想を持っておけば、このティーチャズキットの解説に沿って進めれば、子ども達の対話が生まれるたのしい鑑賞の授業を実施することができます。中学校の美術の専門の先生で鑑賞が苦手な人でも、免許外の先生でも、また小学校の先生方でも、これさえあれば充実した鑑賞の時間が生まれることでしょう。

特に、本書の中にある各巻に年代別に収録されているシミュレーションでは作品に合わせて子どもの発言と教師の発言の流れが具体的に書いてあり、とてもわかりやすいものです。また、基本的な授業の注意なども充実しており、今までのアレナスの対話型鑑賞の本の中では一番授業に使いやすいものだと思います。

「Mite!」是非買ってみて、やってみて!

関連リンク
@museum
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by nobuhiroshow | 2006-02-23 06:37 | 鑑賞

堆朱の美しさを追求しよう(工芸) 2月研に行ってきました

e0040515_543284.jpg当日まで行けるかどうか確定できなかった2月研。3学年の進路業務もこの日は大丈夫ということで行ってきました。旭川市教育研究会 図工美術部では全市による4月の総会、10月の一斉研修日、そして各部会ごとの2月研を実施しています。

今年は、中学校表現部会による明星中学校の鳥本先生の授業を参観しました。卒業前の3年生での授業。学習の主題は「材料と対話しながら形を生み出す ー生の視覚、触覚ー」、題材名は「堆朱の美しさを追求しよう(工芸)」として堆朱でキーホルダーを作るというものである。
配当時間は6時間であり、今日はその5時間目、生徒達はデザインした堆朱を削り出す真っ最中。この1時間集中して積層の美しさを感じながら取り組んでいた。

e0040515_6505562.jpg自分でも、造形実技の講座でキーホルダーを作ったことがあるが、思ったより堅く、けれど削ることによって現れてくる積層の色の美しさに夢中になって取り組んだ記憶がある。ドーナツ型のキーホルダーで愛着をもってしばらく使っていたが、いつの間にか金具の穴の部分が折れてなくなってしまったのが残念だった。

鳥本先生によると、卒業前で愛着をもってキーホルダーとして使って欲しいということで形を考えさせた。また、削っていくことによって生まれてくる色の美しさを感じながら最初の形から変化させていくことも期待しているとのことでした。研究協議ではその辺も話題になり、愛着をもってつくりたいものをつくれることでは成功しているし、堆朱の美しさをしっかり感じ取ってより美しく自分にとっていいものになるように作品作りに取り組んでいるという点も評価できる。しかし、作りたい形があってそこへ向かっていく生徒がほとんどなので、つくりながらつくりかえていくにはこの工芸という題材では(特にキーホルダーでは)難しいんではないかという話も出てきました。結局はどこにポイントをおいて授業を組み立てるのかによるのかなと思いますが。

e0040515_6513139.jpgけれども、3年生のこの時期に必死に取り組む生徒の姿にこの3年間の美術で培った力が大きく育っているんだなと感じることができました。表現部会の方でも、何度も集まり題材研究のために夢中になって参考作品作りに努めた先生もいたり、すり板という道具を作ってくれた先生(写真の板です)、100円ショップでC型クランプをかき集めてきた先生と協力体制もしっかりしてこの授業ができあがりました。そのチームワークもいいなあと思いました。

夜の反省会にも学校のPTAの会議が終わってから駆けつけると、同じように会議で遅くなったりしながら13名も集まり、盛況でした。来週の作品展の開催で今年度の活動が終了します。
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by nobuhiroshow | 2006-02-22 06:53 | 表現

根は同じ 図工も美術も

e0040515_6552464.jpg教職16年目にして初めて『小学校学習指導要領解説』を読んだ。続けてその解説本である『小学校学習指導要領の展開 図画工作編』をやっと先日読み終えた。きっかけは10月の研究授業で造形遊びの授業を参観したのがきっかけであるが、それまで漠然とイメージしていた小学校の授業の考え方が少しずつわかりかけてきた。まずは文部省発行の指導要領解説。小学校、中学校での9年間がちゃんとつながっている様子がわかる。

さらにその西野範夫編著の『小学校学習指導要領の展開 図画工作編』を読むとさらに具体的にイメージしやすくなっている。西野先生は全道造形研究大会の旭川大会の時に講演していただいており大変お世話になっているが、なんだか読んでいてすっきりとした感がある。

「例えば、子どもたちにとってかかわりのある作品などに対して、自分のかけがえのなさ(誰とも取りかえることのできない私であることの根拠となるようなもの)がかかわる〈感じる、考える〉を働かせてかかわり、自分にとって何ごとかの意味を感じることになります。それを自分にとっていまだかつて経験したこともなかった、例えば、面白さや快さ、新しい意味を感じるものとしてとらえることになります。それは新しい意味やかたちをつくりだすことでもあります。」(100p)と述べているように鑑賞も意味生成の行為である。

e0040515_6553579.jpgまた、「以上のことから、表現及び鑑賞の活動は、子どもたちが自分の〈感じる、考える〉によって新しい意味をつくり、つくりかえ、つくりながら、自分をつくり、つくりかえ、つくり続ける行為であるということになります。そしてそのことが実感することができるときはじめて喜びを感じることができるのです。図画工作は、このことを造形的な行為によって実現することをめざしているのです。」(101p)ともある。美術も全く同じだと思う。

「自分が表現しつつあるかたちから働きかけられ(感じさせられ)、そのかたちに働きかける(なにごとかを手がける)こと」が相互作用であり新しい意味やかたちをつくりだす。

以前、中学校での解説本である『新中学校教育課程講座 美術』(ぎょうせい 遠藤友麗)を読んだときは、これから美術が生き残るために誰もが分かる教科性が必要なんだと考えさせられたが、今回『小学校学習指導要領の展開 図画工作編』を読んでみて図工も美術も根は同じであるという原点をとらえなおさせてもらった気がする。
まだ読んでいないが、幼稚園教育要領解説も届いた。こちらはカラフルな表紙で小学校、中学校とは違うイメージ。これも後で読んでみよう。
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by nobuhiroshow | 2006-02-21 07:02 | 美術教育

光の美しさ

昨日は3年生最後の選択授業でした。

冬は南中高度が低く、昼には長い西日で南向きの窓から校内が照らされます。
その日差しを利用して、簡易なステンドグラスを展示しました。

ユニポスカで線描して、裏から油性のマジックで彩色します。
冬といえども西日の強烈な日差しで、約1ヶ月ほどしかもちませんが、
壁面を照らす彩りや、階段を通る人にあたる色彩が一種神々しい雰囲気まで感じさせます。
早く飾って欲しいという生徒の頼みで、こっちも急がせたし、今日はいい天気だしと言うことで、昼休みに急いで貼りました。それがこれです。
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ポスター制作の早く終わった生徒は美唄の岩田さんの実践で紹介されていた、窓枠サイズで、選択授業の生徒はOHPシートの全判サイズです。
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冬の、しかも展示してから1ヶ月の期間限定ですが、お勧めです。
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by nobuhiroshow | 2006-02-21 06:06 | 表現

一夜明けて

近所の子どもが遊んで怪我をしたら大変なので、安全確保のため朝のうちに天井を崩した昨日のかまくら。
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また来年までのお別れ。

今日は、朝から厳しい冷え込みで久しぶりに見られたダイヤモンドダスト。
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これです。

出勤途中の鷹栖の道路。
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本物はもっとキレイです。

昼間は暖気で市内の道路は海のようだったそうです。

だんだん春が近くなってきたのか。
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by nobuhiroshow | 2006-02-20 20:26 | その他

雪明かりのかまくら

日中の暖気で、昼間あんなに高かった天井も夜にはかなり落ち込んできた。
明日はもうかまくらに入れないので、今夜でお別れだと子ども達に教えて、最後のろうそくを灯して、記念撮影。
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パジャマを着て窓から見える、もう消え入りそうなろうそくの揺らめきを感じながらさよならを告げる子ども達。
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来年までさよなら。

この絵は、日中かまくらを作っているときに娘が描いてくれたもの。
雪かきをする私と、去年のかまくらを思い出している絵。
こんなのがとっても嬉しい(かなり親バカモード入っています)。
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by nobuhiroshow | 2006-02-19 21:44 | その他

かまくら

e0040515_1523365.jpg正月の頃の予想を裏切って、今年は昨年よりも雪が多い。
このところ毎日雪かきで、除雪機のガソリンの消費量も昨年より多い。庭に雪を飛ばしているが、その高さは昨年よりどんどん高くなっている。
そこで昨年に引き続き、庭にかまくらを作った。
スティーブマックイーンの大脱走のトンネル掘りのように(知らない人ごめんなさい)、子ども用のソリに掘った雪を入れて外に運び出し、たまったところで除雪機で飛ばす。
雪と格闘の3時間。昨年より大きく、天井も高いかまくらができた。娘が風邪気味のため、かまくら作りは今年は一人でがんばった。


e0040515_15252734.jpg子ども達も連れて、かまくらでの昼食。インスタントラーメンとシャウエッセンをいただく、こんなメニューでもかまくらだと暖かく、美味しいものである。


今夜はろうそくをともして雪明かり。

それで一夜限りのかまくらは今年の役を終える。







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by nobuhiroshow | 2006-02-19 15:29

指導計画(カリキュラム)

中学校では来年度から教科書が新しくなる。そのこともあり、各教科の指導計画が見直された。我が美術科においても1〜3学年の必修美術、及び2,3年の選択美術の指導計画(カリキュラム)を作り直した。

旭川市でも各教科でチームを作り、指導計画のモデルを作り各学校に配布する。
美術の場合、教科書を使って授業を作ることはあまりない。数学なら、学習指導要領に示された内容が教科書に順番に並び、その配列で指導していくが、美術の場合そうではない。学習指導要領に基づいて、地域の特性や生徒の実態を踏まえて学校ごとに学習する内容を決めていく。3年間どのように題材を組み立て、どの力を身につけていくか。その学ぶ道筋を系統立てて組み立てていくのが、指導計画を作る美術教師の腕の見せどころである。

今回は、実態に即して、自分の言葉でまとめた掛け値なしの自分のカリキュラムである。以前は帳尻あわせに市で作ったカリキュラムからの借り物の内容も含めていたが、現在の学校の生徒に合わせてできるだけしっかりとまとめたつもりである。

いつも思っていることだが、研究授業で授業の交流はできる。しかし、3年間でどのように美術の学習を組み立てているのか、その授業にいたるまでにどのような学びがあったのか、それが今後どうつながっていくのかが見えない、と。
教科書にあまり頼らない美術だからこそ、自主編成が基本になっている。そう言った意味でカリキュラムの交流がもっとあっていいのではないかと思います。

というわけで、カリキュラムの交流希望の方はメールを下されば、PDFのファイル(868KB)ですが、添付して送付します。Wordで作成していますが、MacなのでWindowsで開くと、レイアウトが微妙に変わって、文字がちゃんと見れないことがありますので、PDFにしています。
ほんとは、ホームページでも作ってダウンロードできればいいんですが、今のところそこまでの余裕がないので、受注に応じて送付します。
できれば、手持ちの自分のカリキュラムも送付していただけると私も勉強させてもらえますので、大歓迎です。

写真は、今日飛1時間目と3時間目にとび石で授業になっ3年生の石の作品。授業も増えて何とか完成できそうです。つかの間の休息時間に窓辺で休んでいる石達。このとき2年生がドライポイントの真っ最中。逆光できれいでしたが、写真ではちょっと暗すぎたようです。
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by nobuhiroshow | 2006-02-16 21:06 | 美術教育

切り紙の世界 その2

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4年前の1年生の授業ではパッチワークにして校内装飾で使いました。一番難しい形を最初にやって、後は好きなように適当に切っても面白くいいものができると話して2時間でここまでやりました。この授業をやるために色紙全22色をそろえた記憶があります。今度やるときは台紙に千代紙なんかがあってもいいかなと思っていました。

時間数の削減でこの授業自体今はやっていません。昨日これをやりながら久しぶりに自分でも楽しみながら写真を撮っていると、娘もはさみで切って遊んでいました。
ちなみに仮説社の「新総合読本1 なぞとき物語」に掲載されています。
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by nobuhiroshow | 2006-02-16 06:39 | 表現