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切り絵の世界

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e0040515_21362854.jpg  昨日は参観日。地域の方を講師にして生徒が様々な授業を受ける心ふれあい講座。イモ団子、テコンドー、介護術、ギター、生け花、ラッピング、書道、漬け物などなどの講座に分かれて公民館と学校で行いました。
 今年は写真撮影の仕事もあたらなかったので、担当の切り絵講座で私も切り絵を堪能しました。
時間もないので下絵はすでに用意されていて2種類の中から選びます。「花火に浴衣」か「池にカエル」の組み合わせのどちらかです。迷いましたが、「池にカエル」を選び、デザインカッターで和紙を切り抜きます。切り抜いたところに柄を考えながら和紙を貼っていきます。地道な作業の積み重ね。2時間あまりで生徒達も全員完成し、ずっと細かい作業の繰り返しで方もこりましたが、黒板に貼っためいめいの作品を見ながら、充実感を感じていました。
 同じ図柄で、あまり工夫がないように見えますが、和紙には染めた色の変化があり、どの部分にどの和紙を貼るかが工夫できます。意外と奥が深いなと思いました。自分なりの工夫は、最後にサインを入れたことです。
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by nobuhiroshow | 2005-10-31 21:30 | Trackback | Comments(0)

「造形教育のこれからを考える」懇親会に参加しました

 28日(金)の夜は、「造形教育のこれからを考える」懇親会に参加しました。退職校長が発起人となり、来年度から教員養成に力をいれるという教育大学旭川校の教授達と旭川市教育研究会図工美術部の有志での懇親会です。総勢15名の方々が集まり、時にはまじめに時にはたのしく親睦を深めました。

 先日の私の鑑賞の公開授業に案内文書を出したわけでないのに旭川のHPの掲示板を見て美術科教育の大泉先生が参観に来ていただけたりということからも、大学側の本気が伝わってきます。

 大学と現場の連携。これからの動きに期待しています。
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by nobuhiroshow | 2005-10-30 05:54 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

大切なあの人って?

「大切なあの人」といわれて誰を思い浮かべるか? 中学生の事ですから、「パッと思い浮かばなければ家族、できれば親に描いてあげたら。知らんぷりしてポストに入れておいたり、テーブルの上に置くとか、切手を貼っておじいちゃんに送ってあげることもできるし、友達に渡すこともできる。ありがとうなんて親に口ではなかなか言えないけれど手紙なら書ける。親もきっと喜ぶんでない。」と話しています。

今回紹介するのは思わずツボにはまった作品。きっとお酒をたしなむお父さんなのでしょう。お父さんに対する気持ちが良く伝わってきます。

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これが1作目(展示用です)。

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これが2作目(ほんとに渡す用です)。
これをもらったら多分喜んでくれるんじゃないでしょうか。飲んだ後の柿は体にいいですからね。
落款を押し間違えたのがご愛敬で。(※ 作品掲載については本人の承諾を得ています。念のため。)
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by nobuhiroshow | 2005-10-29 21:07 | 表現 | Trackback | Comments(3)

アルチンボルト? 現る

2年生の絵手紙。初雪は降ったもののテーマは「秋」。授業前には柿やらカボチャやら秋らしい物を買い出したり、旭川のシンボルであるナナカマドをもぎってきたりと忙しい日々を送っています。

そのときの一コマ。1時間目は消しゴム篆刻で落款の制作。なんといっても1本130円でカッターさえあれば落款ができてしまう気楽さ。2時間目は展示用に絵手紙に初挑戦。絵手紙の極意は「ヘタでいい。ヘタがいい」と失敗も味のうちと味のある絵手紙を描こうと進めていく。最後の3時間目は授業タイトルそのままに「大切なあの人へ 〜心で描く絵手紙〜」と誰かに渡すために心を込めて描く。

その生徒は3時間目に2枚も描いてなんだかノリノリ。準備する物も多く慌ただしく授業が終わって片づけている間にさらにもう一点作品を制作それがこの顔。ネットで紹介してとこのブログも知っている様子。というわけで紹介します。
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ついでに我がクラスの子ども達も掃除の時間にこの顔をみつけて、アレンジして遊んでいました。まさに創造の喜び、芸術の秋です。
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by nobuhiroshow | 2005-10-29 20:50 | 表現 | Trackback | Comments(0)

第5回上川造形教育研究大会報告(その4)

研究協議から

e0040515_20253343.jpg 上川造形研究会の研究主題は「五感を磨き、感性を豊かにする造形活動を求めて  〜教科書題材と五感を結ぶ実践の中から〜 」であり、その計画の中において『「研究とは何なのか」を自らにという直す時期にきているのではという意見が多く出された。』そうである。『それぞれの領域で教科書の典型題材と「五感」を結びつけ、実践をもとに客観性のある指導と評価の一体化を図る中で、どんな課題や指針を見いだせるのかを探ることこそが本年度の研究となる。』(平成17年度 上川造形教育研究会研究計画 本年度の計画より)
ということで若手を中心にがんばっているなと感じさせる研究会でした。


e0040515_20264657.jpg 授業については、以前を紹介したとおりですが、杉本先生の造形遊びでは、この題材における学習指導要領の目標として「組み合わせる、切ってつなぐ、形を変える」というないようがあり、そこをねらっていたことや、素材との出合いを工夫するためにどうしたらよいか、たとえば天候次第では屋外で活動するなど、環境を意識した活動だとさらにこの造形遊びのよさが出るのではないかといった話し合いがなされました。



e0040515_2028724.jpg 山口先生の授業に対しては、線を引くということだけを考えたら、書道の筆と墨汁で純粋に行為を楽しむ事でもいいのではという質問に対して、最終的には絵として作品にしたいということと、絵の具との対話が不足している児童の状況に対してじっくり絵の具の活動をさせたいということから今回の形になったそうです。また、プレ研で授業をした先生からは声を出さずに線を引かせたところ、そのときの線と今回の声を出しながら引いた線では線が違うという話しもあり、声を出す効果も確かめられました。

 中島先生の授業に対しては、内容面の鑑賞の深みよりも鑑賞自体を楽しませたいという授業者の意図があり多様な意見のキャッチボールを楽しんでいましたが、「小学生は結構力があります。発問次第ではどんどん気づきます。」と児童を知る小学校の先生からの意見があり、ある程度気づかせる要素もいれて意味や内容面でも要求をあげて良いのではないかとも考えさせられました。また、生徒同士のそれは「違うんじゃない」見たいなつっこみがあるような話し合いになればもっといいのではという意見も出ました。確かにその通りですが、中学生でもなかなか難しいのも実情です。

e0040515_2030594.jpg 最後に助言の方からは、「造形遊びでは高学年での造形遊びの題材開発が遅れていること、幼稚園と小学校との連携が必要、鑑賞についても時数が少ないので敷居が低くなりやりましたで終わってしまうことが多いです。」との課題をもらいました。

 上川造形研究会と旭川市教育研究会図工美術部。近い地域で両方に参加している先生も多いです。これからも連携しながら活躍していくことが大切だと思っています。お互いにがんばりましょう。
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by nobuhiroshow | 2005-10-29 20:19 | 美術教育 | Trackback | Comments(0)

第5回上川造形教育研究大会報告(その3)

e0040515_7124896.jpg 3つ目の公開授業は、東光中学校の中島 圭介先生の鑑賞の出前授業である。以前中学生相手にやった授業をどう小学生相手に行うのか、興味津々である。今回は『身体で「風神雷神図屏風」を感じよう』と身体という言葉がついている。

まずは出合い。「目をつぶって声を出して10数えてください。そしてもーいーかい?と聞いてください。いいですよといったらこちらを振り向いてください」というお話から授業はスタート。まーだだよと2回くらいで屏風をあっという間に設置して子ども達はビックリ。そんな出合いから始まりました。
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中学生と違って子ども達からは活発な発言がポンポン飛び出し、中島先生がそれを巧妙な手綱さばきでうまく意見を交流させて対話させていく。1時間ほとんど活発な発言のキャッチボールの授業でした。小学生なので遠慮がなくう○こまで出てきます。中島先生はそれさえも受け止めてどんな発言でも認めていくという中で、子ども達は安心していろんな発言をしてくれたようです。

途中、同じポーズをしてみよう。五感で感じたらどうだろうなど単なる視覚だけでなく絵を味わうために様々な工夫をしていました。あまり鑑賞という経験の少ない小学生に対して考えていたとのことです。面白く発言していた子も最後のプリントに感想をまとめる時にはまじめな感想を書いていたので1時間の対話が有効だったのではないかという参観者の感想もありました。
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ちょっと長いですが、前回の中学生と比べるためにも発言の記録を紹介します。

T:これなんだろう? /風神と雷神 雷の太鼓? 太鼓たたいて雷を鳴らす 雲にのってる 下の黒いのが雲 T:どうして雲?/だって雲じゃない?T:ホコリじゃないの?/雲は空から降ってくる 角2本 右は角1本T:気づいた人? これは人間?/鬼 T:どっちの鬼が好き? 白い方  挙手/緑の方  挙手 T:何で緑が好きなの? /白は体脂肪がすごい /緑の方がスリム T:白い方は何で好きなの?/何となく 雷がかっこいい 風 気持ち悪い、緑は角1本T:白い方。これは何?/ 鬼、空から降ってる 雷は鬼の仕業 T:いつから生きてるんだ T:こっちは風を起こそうとしている。この白いの(袋を指さして)は何?
/ 洗濯物 風起こし 袋 T:扇いでる/ 縄跳び T:それで風がでるの? /コマーシャルでは袋から風でてる T:絵を見ると少しずつわかってくる。面白い見方がいっぱいあるね。まず立ってくれる。/ 緑の鬼のポーズをやってみよう。/ 次は白い鬼のポーズ。/ 無理 T:どこに力入る? /手首 T:どっちの鬼がやりずらい?/ 緑 白 面白いポーズ T:何でこんなポーズしてる?/ 争い 戦ってる 兄弟げんか T:どっちが兄?/ 白 T:どうして/ 角2本だから、歯の数が多い/ いやおじいちゃん T:どっちが強そう/ 白 T:白が何で強そう /角で腹を刺す 雷だから 実際は何を表しているの? T:それは先生も知りたい
T:しー! 耳に手を当ててみよう 何か聞こえるぞー/ 全く聞こえません T:おもしろくないなー/ あー、聞こえる聞こえる 助けてー T:緑は?/
兄ちゃんから逃げてる お菓子食べてごめんねー T:そんなこと考えたこともなかった 口のまわりクリーム T:そーだったんだ
T:今度は何か、どんな風が吹いてくる?・/ 暴風 T:何で?/ 鬼だから トルネード T:風の温かさ感じる?/ 生ぬるい 熱風 寒い T:どうして?
ー196℃ 寒い  T:寒いか熱いかと思う人 挙手 T:暖かいと思う人 挙手 T:どうして / 勢いがあるから 黒から勢いを感じる T:人それぞれ感じ方が違うんだね。 T:白の方はどう?/ 弟の風を吹かせて体脂肪を揺らしてる
T:弟の風で白が飛ばされている 負けないぞのポーズしてる こないで T:足がなさけないな / 髪が変。進行方向と髪の向きが逆 / オニごっこしてる
T:鼻、どんな匂いが来そう?白/ 汗くさい 何か臭そう T:どの辺が
/ 脇 鼻の周りが変な色 足の臭い T:臭い以外の匂いは/ ハーブ T:どの辺が/ 口 口ニンニクの匂い ラベンダー T:緑は/ ケーキの匂い 清潔な匂い(無臭) 香水 風を集めているからラベンダー 蜂蜜 T:どうして/ 蜂蜜ケーキを食べたから 酒臭い T:どうして / 鬼は酒飲んだら長生き T:二日酔い? / 顔の表情が 酔っぱらって踊ってそう T:次は白から行くぞ。この絵からどんな味 しそう?/ うんこ T:えっ、うんこ食べたことあるの?/しょっぱい たばこ臭い 雷の味 T:雷ってどんな味?/ なめすぎたら死ぬ うおー バニラエッセンス T:緑の方は?/ 生クリーム イチゴ スポンジケーキ T:口の周りのことかな/ 抹茶の味 優しい味 お袋の味 バナナの味(袋がバナナににてる)/ ホーレンソウ T:ホーレンソウの味って/ おいしい ピーマンe0040515_7142135.jpg
T:体の色から考えてますね / トマト 草 髪の毛がモンブラン ラーメン ワタアメ(黒い雲のようなものが) ゴーヤ(体中ゴーヤ) ワサビ(からそう) T:白について/ 太鼓 歯11本 角1本 T:他には/ 手に何か持ってる ダンベル(脂肪をとるため)/ へその形が違う T:これへそなの?太陽の模様かと思ってた/ 腕にリボンみたいな物 T:これ何(手首のわっかを指さして)/ 手に輪ゴム(自分が雷でしびれないよう)/ 弟に飛ばされないように重たい物を持っている/ 爪とんがってる 切ってない/ 孫悟空(おでこをさして) T:緑は? / 何か持ってる 織姫みたい 布 白は黒髪 緑は金髪 パラシュート
T:いろんな見方が出るようになったね
絵を1枚見ても物の見方がいろいろあって面白かったね。美術館に行ったことある人?(3分の2が手を挙げる)いるんだね。これから絵を見るときは今日みたいに見ていくと面白くみれます。最後に感想をまとめてください。
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by nobuhiroshow | 2005-10-28 07:10 | Trackback(1) | Comments(0)

第5回上川造形教育研究大会報告(その2)

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同時に行われた公開授業は、当麻小学校の山口 貴大先生が出前授業で東神楽小学校の4年生の児童に授業を行った。『グルグルかくかく』とう題材で線を引く行為を楽しみながら行いながら発展して絵にしていこうというもの。造形遊びから絵画に発展すると押さえれば良いのかもしれない。線を引く行為を自分の体の中からつまり身体感覚を意識して行う。そのためには声を出しながらのびのびと線を引かせいろいろ線を経験させて楽しませたい。また絵の具という素材との対話も重視していきたいというねらいもあるそうである。

導入段階での山口先生の声を出しての線を引く姿をみて、見ている私もそして子ども達も思わず「やりたいな」と思わせる語り口。また、実際に絵の具で線を引く前に山口先生の手に合わせて筆を動かしながら思い思いの声を出しながら腕を動かす場面も印象的であった。
授業の最後の場面では、単なる線の集積である画用紙を鑑賞し、子ども達が自分の見立てで様々な意見を発表し、その場面をうまく進行させ「自分の絵も見て」とねだる子ども達の姿も印象に残っている。鑑賞でいうとギャラリートークに通じる場面だなとも感じました。
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by nobuhiroshow | 2005-10-28 06:38 | Trackback | Comments(0)

第5回上川造形教育研究大会報告(その1)

e0040515_6234365.jpg 10月26日(水)東神楽町において第5回上川造形教育研究会が開催されました。
公開授業は3つ。まずは3年生の造形遊び 『きせつの中で 「秋の材料を使って」』である。指導者は杉本 恵先生。子ども達は秋の季節の素材を近くの公園から集めてきて造形活動を行う。教室の中に秋の豊富な素材が集まり、思い思いの造形を繰り広げる。接合はひもであったり、グルーガンであったりでクリスマスツリーのような人の背丈ほどの巨大なものからドングリを飾ったりする小さな物、作っていくうちに頭に載せるインディアン(ネイティブアメリカンといった方が良いのでしょうか?)の鳥の羽の飾り物を作り出す子。とにかくそこら中にある葉っぱを両手いっぱいに抱えて巨大な作品に向けてバサッと投げかける子などとにかく造形にひたり、素材に親しんで熱中している授業であった。終了時間になって「えーもう時間? まだやりたいー」という嬉しい悲鳴の授業であった。
 この授業は、昼休みにも続きをやったそうである。
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by nobuhiroshow | 2005-10-28 06:20 | Trackback | Comments(0)

山も雪化粧

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昨日は旭川でも平地で初雪が降りました。

今日は東神楽小学校での第5回上川造形研究大会に参加してきました。

その帰り道の十勝岳連邦がキレイだったので、

旭川空港まで足をのばして写真に撮りました。

日没寸前の山並み。

雲に隠れてオプタテシケ山はみれませんが、ベベツ岳、石垣山、美瑛富士、美瑛岳と懐かしい山が並びます。

4時をまわると日没です。

冬も間近ですね。
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by nobuhiroshow | 2005-10-26 17:21 | Trackback | Comments(2)

鑑賞の公開授業をします

 今年の旭川市教育研究会図工美術部鑑賞部会は部員の公開授業を基本とし、お互いに交流して研修する方向で研究を進めています。1学期の授業公開に引き続き、私も2学期の鑑賞の公開授業を行います。すでに3クラスで実施しました。少しずつ改善しながら進めています。校内の研修ともタイアップして資料を作りましたのでそれを公開します。
授業の様子は、またアップしますのでお待ちください。


美術科学習指導案e0040515_762725.jpg
日時 10月24日〜28日
場所 2階ホール及び玄関ホール
生徒 春光台中学校7クラス
  (同一題材で1クラスごと)
指導者 庄子 展弘

1 題材名 さわって鑑賞しよう(彫刻)

2 本時の学習及び生徒について
 学期に1回行っている鑑賞の授業。今までは絵画作品を美術室においてプロジェクターで投影し、A4サイズの紙にプリントした作品も見せてじっくり見せてそこから鑑賞をしていた。彫刻についても昨年度の3年生において1枚の写真から鑑賞を行ったが、やはり写真から彫刻の立体感や質感などを味わうことに難しさがあり良い方法がないか考えていた。
 今回、彫刻美術館から移動彫刻展の話があり、その彫刻展示期間中に実物をさわりながら鑑賞の授業をできないかと今回の授業を設定した。彫刻は絵画作品の平面表現と違い、空間表現である。そのため360度どこから見てもよく、手で触りながら鑑賞することが大きな違いである。生徒達にこの事を理解させて、じっくりと鑑賞させる時間を作り、対話を通した鑑賞をおこなう。作品については藤川叢三の「冬」であるが、同時に他の5点のブロンズ像とも色や触感を比較しながら鑑賞してもらう。また、授業の進行の様子を見ながらであるが、可能であれば本校に昔から寄贈されている板津邦夫「木の砦」についても同様に行う。この作品は木でできており抽象表現がされている。「冬」と対照的な作品でもあり、生徒は意図せずにブロンズと木彫、具象と抽象の比較をしながら鑑賞を行うことになる。

3 授業改善の試行(指導の工夫など)
e0040515_77918.jpg 今回は本物の作品を鑑賞するということで、360度じっくりと視覚で鑑賞する時間と手で触りながら触覚を通じて鑑賞する時間を保障すること。また、今回はすでに作品が設置された時間もたっており、すでに作品の題名を知っている生徒もいる。なので、最初は題名を隠して対話型の鑑賞を行うが、最終的には題名を紹介して、鑑賞の対話を進める。その際、題名を隠した状態だと自由に発言できるが、題名を紹介した途端その見方しかしなくなることが予想されるが、作者の思いや題名に縛られすぎないように配慮する。また、せまい空間を使っての授業であり、発言を活発にさせるために今回は板書を使わずギャラリートークのみで授業を進める。うまく対話を進行させられるかが教師側の課題でもある。
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by nobuhiroshow | 2005-10-24 06:56 | 鑑賞 | Trackback | Comments(2)