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わくわく木育(もくいく)ランドinなかしべつ

e0040515_23393349.jpg 敬老の日に行われた保育所の運動会。その後すぐに子ども達は祖父母の元へ遊びに行くことに。二人の面倒を見るのは大変ということで、妻も一緒に。というわけで、このくそ忙しいときに独身して、体をこわしてしまいました。

やっと24日(土)に一家再会すべく、風邪で体調も悪くその日の午前中まで頭いたっ、の状態でしたが、何とか回復し東へ走りました。

私にとって、中標津はいわば第2の故郷。旭川〜中標津の290Kmを何度往復したことか。快晴の天気の中、久しぶりに見える絶景の屈斜路湖、美幌峠から見える斜里岳、夕闇の牧草地の中にたたずむ立派な角のエゾシカなど、帰ってきたなと実感しました。家族とも再会。やっぱりいいもんだ。

翌日は道立ゆめの森公園に子ども達が遊びに行くので付き添いで行く。現在イベント中で、『わくわく木育(もくいく)ランドinなかしべつ』ということで西興部村森の美術館「木夢(こむ)」から木のおもちゃが公園中にあふれかえっている状態である。館長の伊藤英二さんの講演もあったらしく体調がよければそれに合わせて来られたのに残念である。木の暖かみは日本人として忘れてはならないものだと思う。

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e0040515_23394927.jpg『木育(もくいく)』とは?
『木育』は豊かな森林と木材に恵まれた北海道生まれの新しい言葉です。
子どもをはじめとするすべての人が
『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取組です。
それは、子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、
人と、木と森との関わりを主体的に考えられる
豊かな心を育むことです。

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以上講演会のパンフレットから
ようこそ『木育(もくいく)』のホームページへ!

今後も北見、登別、帯広でも開催される予定です。
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by nobuhiroshow | 2005-09-26 22:29 | その他

学校祭のビデオ

やどりぎ祭に全精力を使い果たして風邪でダウンしてしまいました。それもこれも私が担当したビデオ編集のためです。2日日程の最後に合唱コンクールがあり、審査と閉会式の間にそれまでの生徒の活動を振り返るビデオを上映するのですが、生徒が撮りためていたビデオを編集してまとめ上げます。担当して3年目、今年は外付けHDDを購入したりと準備には余念がなかったのですが、トラブルもあり朝までに仕上げることができず、家にあるデスクトップ(重たいeMac)を学校まで運び、何とか合唱コンクール直前までにテープに書き出すありさま。春光台中学校の生徒と職員とその親しか感動しないと思いますが、3年間で最長の24分間の超ローカルビデオ。それでもできるだけのメッセージは込めたつもり。タイトルバックのラストはこうしめくくった。

「結果だけが全てではない。e0040515_21294735.jpg

大切なのは

心に何が残ったのか」

そのころ、盛んに意見交換されていた酒井式への論議に加わる余裕はなかったけれど、ここが根本的に違うのではないのだろうか?
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by nobuhiroshow | 2005-09-26 21:23 | その他

貼り絵コンクール

春光台中学校で貼り絵コンクールを始めて4年。春光台中学校の学校祭はやどりぎ祭という名前で親しまれていますが、合唱コンクールと壁新聞コンクールの他に美術的な催しができないかということで生まれてました。

前任校の中標津中学校時代に集団画のコンクールがあったものの、普通教室を装飾して異次元空間を作り出すような一種インスタレーション的な展示部門というところの下請けとして吸収され、こんな絵を描いてくれと頼まれて描いている時代がありました。つまり自分たちの表現したいものができない状態です。いったん決まったことは数年変えられませんでしたが、そこを本来の集団画として自分たちの表現したいものを表す場として復活させた経緯がありました。そのとき、ただ復活するのではなく、絵の具を使った集団画では得意な生徒が中心となって絵を作ってしまう傾向を改善しようと考えたのが、貼り絵コンクールでした。
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なぜ、貼り絵なのか? 「貼り絵っていいよ」と異動で深川中学校に転勤した職員から情報を得て、留萌での全道造形研究大会に行く途中に深川中学校の校舎を見学させてもらい、校内に掲示されている作品を見せてもらいました。それが今の春光台中学校の貼り絵コンクールの原点です。

90cm×60cmのベニヤ板のパネルに水性白ペンキをぬり、自分たちで紙を用意してのりで貼る。ただそれだけの単純なもの。単純なだけに紙の素材、切り方などに各クラスごとの創意工夫が見られ、開始4年目にしてかなりのレベルの作品に向上してきました。一時期、パンチの丸い紙だけで貼るのが流行したこともあり、パンチの丸から脱却できるようにも呼びかけたこともあり、さまざまな貼り方が考えられました。四角、ちぎり、細長い紙をカールさせたり、紙も上質紙、半紙、画用紙、段ボールなど、また、絵の具で自分たちの作品に必要な色を調合して作ったり、色鉛筆で色を塗ったりと昨年まで見られなかった様々な工夫です。
そんなこともあり今年の貼り絵は期待以上の成果でした。

美術教師として、かなり指導したのかと言うと、実はそうではなく、今年は今まで以上に見に行くこともなく口出しもしなかったのがよかったのかもしれません。
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by nobuhiroshow | 2005-09-26 20:44 | 表現

3年生の貼り絵

3年生のテーマは「平和」

3年生なりに考えた「平和」。
1組 『みんな仲良し』
「天敵同士である猫とネズミも仲良くなるほどの平和」を表しているそうです。毛並みは全部紙をカールさせています。
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2組 『きままな一時』
「原画の猫の表情がとてもほのぼのとしていて『争いのない平和』を伝えることができるかと思いました。」というとおり、味のある表情をしています。
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3組 『Balance of the earth』
「地球の平和は、微妙なバランスの上に成り立っていることを平和の象徴『鳩の羽』と『地球』で表現しました。」というのが彼らのコメントです。
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by nobuhiroshow | 2005-09-26 11:10 | 表現

2年生の貼り絵

2年生のテーマは「夏」

自分たちが思い描いた夏です。

1組 『Sea house』
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2組 『Summer Ocean』
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3組 『夕暮れの海』
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4組 『老後の夏  〜ヒデキとサナエ〜』
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ちなみにヒデキはこのクラスの担任。サナエはその妻です。その二人の老後を表現しました。(今は全然若いです。)
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by nobuhiroshow | 2005-09-26 11:06 | 表現

1年生の貼り絵

1年生の貼り絵のテーマは「名画の模写」

1組は ムンクの『叫び』
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2組は マグリットの『大家族』
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3組は ピカソの『泣く女』
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by nobuhiroshow | 2005-09-26 11:00 | 表現

酒井式の放送を見て

酒井式の放送後考えたこと

 子どもと一緒にマジレンジャーと仮面ライダー響鬼を見てからビデオ録画しておいた『わくわく授業 わたしの教え方 ゆっくりしっかり描いていこう  〜酒井臣吾先生の図工〜 』を見ました。学校祭前で昨日も生徒の登校日で通常の勤務だったので、その疲れもありちょっとうつらうつらしながら見たので、先ほど2回目をじっくり見させてもらいました。
 番組としては、優しい酒井先生と楽しそうに絵を描く子ども達という内容で、視聴者に好意的に受け止められるようにまとめられていました。さすがテレビだなと思いました。メディアの力はスゴイと思います。この間私も北海道新聞の地方版にちょっと載っただけでいろいろ声をかけられましたから、今日の放送で全国的にかなりの影響力を持つと思います。
 小学2年生でもたった1時間で全員が人の顔を描くことができて自信を持つことができる。番組HPで酒井氏は『「顔」が終わったら「手の動き」の授業へいきます。次に「からだ全体の動き」の授業へと続き、「人物」が描けるようになったら、動物や風景、物語の絵を描くように発展していきます。自分らしい表現の仕方を身につけるためには、基礎基本も学んでいって欲しいと考えています。』と述べています。

 指導方法の工夫では酒井氏はかなり工夫していることが伺えました。顔の形をくりぬいて画用紙から出させたり、鼻を出させたり、視線を動かしたりの見せる工夫。また、実際に自分の顔を触らせて触覚を使って小鼻、鼻筋、あご、ほっぺた、ほお骨、唇などの違いを意識させたりしていました。触覚は有効で鼻や唇まではやっていませんが、あごとほっぺたのラインの違いを確かめるためにも、私も中学2年生で自画像を描くときにさわらせたりさせています。
 絵手紙の指導でもわざと筆のはじっこを持って垂直に立てて線を引かせるように技法書に描いてあり、その通りに指導していますが、わざとふるえる線を引かせることで、自分にしかできない味のある線になり、当然絵も味のあるものになってきます。不自由を楽しむという状況です。かたつむりの線というのは線描の一種の方法として様々なところで使われており、酒井式でも使われているんだなと思いました。
 クレヨンの描画指導は中学校では使わないので、パステルの使用法みたいなものだなと見せてもらいました。ただ、クレヨンを折らなくても軽い力で塗り広げることでもだめなのかなと感じました。どうしても昭和世代のもったいないという意識があるせいか、抵抗なくクレヨンを折るという行為を私はできないと思います。
 相互鑑賞で5点の作品から好きな1点を選ばせるために全員を立たせて、選んだ人から座らせるという、いかにも法則化の手法には私は嫌気がさしました。今ではTOSSと言うらしいですけど、指示を明確にするという点でははっきりしますが、絶対に1点を選ばなければならないということが必要なのか。2点が好きでどうしても選べない場合はどうするのか。
 そして、5点の中から好きな作品に手を挙げさせる場面。最初の5点はどの作品も手を挙げてくれる人がいました。1人だけしか手を挙げない作品というのがありましたが、他の場面でもし誰も手を挙げない状況になった場合どうするのでしょう。誰も手を挙げてくれなくて、絵を描くことが嫌いになり教師を信じられなくなったらどうするのか。これについては1回目は見過ごしていましたが、山崎先生のブログの記事を見て2回目で見直してみて、背筋がゾーっとしました。

 顔を描くことに関しては、顔の見方をどう認識させて、どんな描画材料で描画させるかということで、いろいろあるなかの一つの方法にすぎないなという感じで受け取りました。キミコ方式でも顔の描き方はあります。それらも含めて同列なものに思います。ただ、それが小学2年生にとって必要なのかどうかとうのは、中学校教師である私にはちょっとわからない点です。
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 私の娘は6歳で保育所の年長さんですが、絵が好きでたのしんでよく描いています。この間も息子の姿をF100号に描いていたら、その横で絵を描く私の姿を描いてくれました。筆を持っ
て息子の顔を描いている途中のお父さんの姿です。ユニクロのキースへリングの自転車Tシャツやワゴンの絵の具やミスドのコーヒーカップなどよく見てるなと感心しました。小学校2年生といったらいまから2年後です。親としては娘に今日のテレビのような絵を描いて欲しくはないなと思います。もし、自分が描きたくて描き方を教えて欲しいと言うことであれば図工の先生に教えてもらってもいいとは思いますが、やりたくもない子どもに、あるいは自分のやり方のある子どもにはそうまでしなくてもいいのではないかと思いました。

 次に気になるのは、HPで見せてもらった、「給食当番」や「シャボン玉」、「鏡の中の私」など構図も描画方法もほとんど同一な作品群です。今日の放送のような「顔を描く」という練習内容的な作品ではなく、構想画やテーマ画になると思います。それらの画像が何枚か並んでいますが、教室中あの作品が並ぶとどうなのか。微妙な違いの個性の表出はあるのでしょうが、あまりにも型にはめすぎてしまって個性が見えにくくなっています。
 その指導も、画一的なものであり、子どもの自由に判断して表現する部分があまりにも少ないのではないかと思います。
 これらの点が問題なのではないかと思います。
 
 さらにTOSSの酒井式ハンドブックというサイトには『美術の授業なんでもハンドブック 図工・美術の指導が苦手な先生、苦手な生徒を助けるサイトです。』というものがあり、さまざまな指導方法が載っています。そこには指導方法を共有化し、困っている先生を助けようとする様子が見られます。
 
山崎先生がブログで
「空しさが残ります。この空しさは、私の意見が受け入れらなかったということではなく、これまでの様々な美術教育研究の成果が実際には、広く受け入れられていないのではないということに対してです。」
と語っているように、本来ならば酒井式やTOSSではなく図工美術を専門にしている研究団体が専門外の先生方を支援することをしなければならないのに、そうなっていない現実がそこにあります。だからこそ酒井式がこんなにも広まっているのではないでしょうか。
 じゃあ具体的に何をどうしろと言うと今はすぐにまとまりませんので、ちょっと考えさせてください。それと、酒井式については知らないことが多いですが、何かあれば他の人のご意見もお聞かせ下さい。
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by nobuhiroshow | 2005-09-19 00:04 | 美術教育

新ロマン派60回記念展閉幕

 13日の火曜日で新ロマン派60回記念展が閉幕しました。絵を描いて、審査のお手伝い、作品展示、受付当番、懇親会、搬出後片づけと、今までの単なる一般参加者としての関わり方とは違い、中から見た新ロマン派。中学生の作品を飾るために市民文化会館を利用したことはあるけれど、自分の作品を飾るために展示作業も含めて自分で行うのは学生の時以来。

 昨年までは絵を描く機会としてこの新ロマン派をとらえて、忙しい仕事の合間にとにかく出品しようと取り組んできたが、今年はただ出品するだけではなく、その内容もさらに問われる状況になっている。せっかく会友になったんだから次の目標は会員である。そんな絵を描くためにはもっと時間をかけてじっくりと、そして自分自身で納得のいくような絵を描いていかなければならない。もう来年の新ロマン派は始まっている。これからの1年をどう使っていくかが課題である。とにかくもっと描かなくちゃ。

 今回の展覧会のいろんな場面でいろんな方々の制作や表現に対するいろいろな考え方を知ることができ、自分自身の考え方を振り返るいい機会になった。これは一般の時ではわからなかったことだろう。

 懇親会でお話させていただいた方が田辺さんに習ったという。函館造形研の鑑賞授業で取り上げられていいた田辺三重松さんにである。実は厳しい面もあったそうな。こんなところで田辺三重松さんのお話が出てくるとは思わなかったので、ビックリである。世の中せまいものである。
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by nobuhiroshow | 2005-09-16 00:37 | 制作

作品が完成した生徒にどんな声をかけますか

旭川に来て初めて美術の教育実習生を受け持つことになりました。前任校は根室管内中標津中学校だったので、実習生といっても卒業生で私大からがほとんどでしたので2週間という短い実習期間でした。いまは私大でも4週間になりましたが、当時はこんな短くて大丈夫かなと思っていました。
さて、旭川には教育大がありますので、いつかは来るだろうと思っていたら今年とうとう実習生が来ることになってしまいました。
たまに学生らしい甘さも見られますが、私の17年前の実習態度に比べたら全然ましです。実習日誌もためずにきちんと書いていますし、授業も少しずつ改善してよくなってきています。昔の自分はほんとにダメダメだったなと思い返しています。

先週は、実習生の授業デビュー。まずは担当学年の平面構成の授業。その反省の時の話。作品が完成して生徒が作品を持ってきたとき、教師も生徒も作品が完成したと認めたときにどう言葉かけをして対応するか。「あっそう、じゃあそこに置いといて」と視線を合わせずに言うというのが最悪パターン。私は作品が自分なりに納得できたか確認した後、「おめでとう」と声をかけるようにしています。空知の岩田さんなら「満足?」と声をかけていると確か聞いたような気がします。教師によって人それぞれです。
私の場合は、学生時代に体験した「キミコ方式」のニワトリを描くという講座で松本キミコさん本人に太陽のような笑顔で「おめでとう」と声をかけてもらったことをまねさせてもらっています。いまでもそんな笑顔の境地には至りませんが、作品が完成して祝福のおめでとうがいいなと思っています。
さて、今週になって実習生は考えました。「がんばったね」、「おつかれさまです」と実習生なりにねぎらいの意味を込めて声をかけています。
実習も残すところあと半分です。スターウオーズのジェダイのマスターとパダワンじゃないけれど、教えることでさらに自分も学びつつお互いに成長していければと思っています。
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by nobuhiroshow | 2005-09-14 06:47 | 美術教育

美術室開放中

 来週の学校祭に向けて放課後の美術室は絵の具の貸し出しセンター兼制作工房になっていe0040515_6192660.jpgる。ターナーのイベントカラー全22色や色画用紙50色を常時置いているので、学校祭で使うのならいくらでも使っていいよということにしている。学校祭終了後に学校祭の予算から使った分の絵の具を買ってもらうので、大盤振る舞いである。
 それよりも普段の美術の成果をいかに学校祭という舞台で生かしてもらえるか。美術教師としてはそこが気になるところである。段ボールカッターで段ボールを加工し、イベントカラーで着色し、巨大なバック絵、色画用紙でカラフルな装飾物を作り出す。制作に多少の無駄はつきものである。もったいない使い方にもちょっとぐらいは目をつぶり、堅いことは言わない。まあ、後かたづけはしっかりしてもらわないとならないが。
 とにかく、いかに美術を生かせるか? 学校祭はそれが確かめられる身近なチャンスなのである。
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by nobuhiroshow | 2005-09-13 06:30 | 美術教育