カテゴリ:造形遊び( 14 )

これも造形遊びかな?

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 さっきの写真の後ろにいた男の子。
 何やら水たまりの縁に落ち葉のダムを造っている。
 これって、ひょっとして造形遊び? なのではないだろうか。
 タコの滑り台で子どもたちが遊ぶのを見ながら、そちらの様子も気になってたまに見てみると、お姉ちゃんらしき子もやってきて、ダムは完成。落ち葉で囲った池が出来上がった。
 自然に遊びの中に、造形遊びの要素はあるんだなと思う。
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by nobuhiroshow | 2010-11-13 23:59 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

ころころこころの分科会

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 「あったかい」とは思いや願いが達成して、心が満たされる状態。「心の発動」があり「感動の共有」が行われている状態が「あったかい」とも言える。この積み上げで「わたし」が創られていくということである。
 これまでは題材研究が主に行われてきた。けれど、これからはプロセス研究を進める。どのように教師が関わり、子どもの思いをふくらませたのか。
 題材については、子どもの側から考えて、子どもたちが、〜したいもの。
 教師については、認め、価値づけとしての評価を子どもの動機づけになるものとして考える
 未来については、図工・美術をつなぐ力として、施設、人、時間、校種などをどう考えるかなどの問題だろうか。
 それらの授業改善の視点をもって、「あったかい」授業を考える。
 札幌としては、小中の先生が連携して,4ヶ月をかけてこの授業を構築した。
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 討議においても、子どもたちの行為やつぶやきなどの具体的な要素を明らかにしながら、子どもの学びを中心に行われたことも特色である。

 助言の土井先生からも、一人一人の先生が、子どもの言葉に耳を傾け、子どもの活動を見取ることで、この分科会もたくさんの目を持ち、まなざしを共有できる。というお言葉を戴いた。
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 全体講評として、奥村先生から今日の授業の子どもの様子からさらに具体的なお話しを戴いた。
 
 「描けない」から「技術を教える」
 これって飛躍である。どこにつまづいているかの把握がされていない。発想の問題なのか、技能なのか、場の工夫なのか。

 授業を見るときは、一人を見ることで全体がわかる。見るときも、その子になりきってみる。視線、動き、関係を見る。そうすることで、材料や用具、場の工夫なども見えてくる。

 研究テーマである「わたしを創る」について
 「わたし」を創るのはその子自身であり、周りのみんなであり、いろんなつながりである。
 「わたし」を創るために、「(いろんな)あったかい」をつなげあう造形活動がある。

 研究テーマは私達自身に帰ってくる。
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 充実した分科会であった。
 また、授業クラスの子どもたちへのお手紙記入のお願いもあるのも嬉しかった。
 これからも、子どもを大事にする造形教育であってほしい。
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by nobuhiroshow | 2010-09-06 02:16 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

全国プレ研「ころころこころ」

e0040515_1344552.jpg 日文の松本さんの御好意により附属中より、円山小学校まで送っていただく。
 その他の札幌の方々にも心配していただき、北海道マラソンに引き続き、そのあたたかさに感謝です。
 小学2年生の子どもたちがローラーにつけた自分の分身こころくんと一緒に、紙の上を旅しよう。自分の世界を表現しよう。という授業である。その紙がただの紙ではなく、幅1mぐらいで長さが何と10m以上。その紙が何と2本。子どもたち興奮するする。早くやりたいという気持ちを全身で表現する。
 ローラーを持って、所定の位置に着いて宮田先生のかけ声のもと一斉にインクの元に急ぐ。裸足になり、全身を使ってゆっくりと線を引いていく子どもたち。ゆっくりと自分の世界を表現する子もいれば、大胆に他の友達の線の上まで色を重ねて積極的にコラボレーションしていく子もいる。イエロー、マゼンタ、ブルーの3色のインクで線の工夫だけでなく、ローラーへのインクの付け方で混色を工夫したり子どもたちはどんどんこころくんと新しい冒険をする。
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 途中気になった男の子。この赤いギザギザの線は花畑だそうである。

 青い線で空ができ、クレヨンで家もつくる。
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 向かい側にいた男の子が、花畑に青い線をくっつけて「いい?」と聞くと「いいよ」と答えて二人の世界が共有される。

 花畑の男の子が2階に見に行っている間に、向の男の子は空の青い線の合間に黄色の色をぶつけないように塗っていく。
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 時間を延長したものの、まだ子どもたちは満足することなく、「宮田先生の(終わる)時間です」の声に「えー」、「やだー」と声を揃える。
 そんな授業って羨ましいと思いながら、「次回もやります」と言う先生の説明で子どもたちも納得する。
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 授業後半に2階で見てみようと子どもたちが上にいく時、自分のこころくんを忘れた女の子が思わず引き返して「こころ、持たないと」といいながら走っていったのが印象的でした。それほど迄に自分と同化しているこころくん。次の旅が終わったときには、このロール紙がこの場に吊るされてみんなで見ることができる。きっと素晴らしい景色が見えることでしょう。
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by nobuhiroshow | 2010-09-06 01:38 | 造形遊び | Trackback(1) | Comments(2)

部活で雪灯り

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100円ショップで買ったキャンドルを使って、美術部で雪灯りを実施しました。
最近は日が長くなってきたので、17時10分に雪灯りスタート。
園芸用の移植こてを使って、キャンドルを設置する穴を掘る部員達。
一人一つのキャンドルを設置した後は、さらにもっと気に入る灯りになるように各自工夫を凝らす。
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チャッカマンの火を点火するのも一苦労のシバレル気温の中、キャンドルの温かい灯りが美しい。
まさに今しか出来ない寒い旭川の造形遊び。
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下校途中の生徒も思わず目を止めてくれました。
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by nobuhiroshow | 2010-02-18 05:30 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

銀世界RUN

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朝起きたら目の前は銀世界。
銀世界の中をRUN。
いつもの45分コースが雪のせいで50分以上かかる。
雪を漕いで足を上げて走るので、ふくらはぎにも応えるランニング。
NIKE+のセンサーも通常とは違い、7.5kmの道のりを10.5kmと認識する始末。

子ども達はお決まりの雪だるまを作っていました。ちなみに目はドングリです。
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その横で、2台の車のタイヤを履き替え、自転車をしまい、雪かきスコップや除雪機を移動してやっとのことで冬支度を終えました。

東京では夏日だそうですが、北海道は冬に突入。
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by nobuhiroshow | 2009-11-02 00:26 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

紙吹雪で遊ぶ

 ひょんなことから紙吹雪で実験、といいながら遊びました。
 どんな形の紙が長い時間紙吹雪として有効なのか。
 細長い長方形が滞空時間が長いのは知っていましたが、本当なのか、いろいろな形で実験しました。正方形、台形、星、菱形、果てはハート形。実験にあたったのは美術部の1年生。

 長方形は時間は確かに滞空時間が長い。台形がきれいに広がっていく。また、紙の重さも重要でチラシなどの印刷物は意外に重く、すぐに落ちてしまう。その点コピー用紙だとゆっくり落ちていく。
 最後は脚立に上って上から紙吹雪を落として確かめる。その映像がこれ。
 前半が長方形のみ。後半がいろいろ混ざったもの。



 長方形の紙吹雪の際、「鳥が飛んでるみたい」とつぶやいた生徒の声が印象的でした。
 そして最後は、何度も遊んで楽しむ部員でした。
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by nobuhiroshow | 2009-10-23 07:01 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

中学生での造形遊び

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 学習指導要領では中学生での造形遊びを示してはいない。
 しかし、素材に親しむ時間としては、小学生と同じく大変効果がある。

 中学1年生で、現在校舎の周りの風景を水彩画で描いている。
 その準備段階で、小学校での「下描きはいいけど、絵の具はだめ」という意識を軽減するために、水彩絵の具の重色の練習に取り組ませている。
 黄、赤、青、緑の三色の色を水を多めにした状態で、太めの筆で一本縦もしくは横に塗り、乾いてから横もしくは縦に交差するように塗るというもの。絵の具の透明感をいかして、セロファンのように色の重なりで、色が変化する様子を実感させる。絵の具が乾いてから塗れば、にじんだり、横の色がはみ出したりしないということを理解させる。

 このとき、最初に塗った色が乾く迄の時間が手持ち無沙汰になるので、この時間を活用する。重色の反対の行為である。にじみで遊ぶのである。10cmぐらいの円の大きさに水をいっぱいにした薄めの色を1色塗る。この上に細い筆に付けた同じく水っぽい絵の具をその円の絵の具に指したり、たらしたりしていくと、どんどん色が広がってにじんでいく。最後はカビや新種のウィルス、果ては地球爆発のような状態になっていく。この様子を実物投影機などで実演すると、子ども達はもうやりたくてむずむずしているので、どんどん勝手に遊んでいく。重色よりも面白いので、重色の仕上げも忘れるぐらい。スケッチブックいっぱいに絵の具が塗られ、最後はにじみも重色も合わせて何か面白く工夫する姿にまで発展していった。

 狭い意味で言うと、絵の具と水の経験が今描いている水彩画に活用されることができればいいし、もっと広い意味で言うと、この夢中になって絵の具と水の関係に浸るという体験や気持ちを忘れないで将来の自分にいかしてくれたらなと願っている。
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by nobuhiroshow | 2009-10-21 06:56 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

造形遊びの研修4

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 午後の研修は常磐公園での造形遊び。
 自然素材を用いて遊んでみよう。
 時間の半分は教師役として遊んでいる子どもと関わってみようという時間である。

 さて、何から遊ぶか。
 細い枝がたくさん落ちていたので、松の木の枝に刺して上向きに立てようと思ったら下につららのように下がってしまう。少しやったら飽きてしまったので、次を探す。(ちなみに写真は造形遊びの研修2)
 時期は早いが以前子ども達をドングリを拾いにきて、その木を憶えていたので、まだ青いものが多いもののドングリを拾い集める。どうしようか。そうだ、ドングリを落とした木の周りに並べてみよう。とドングリを拾っては木の根元に並べ始める。そのうち、通りすがりのおばあさんが、「何かしてるんですか?」と声をかけてくる。ちょっと恥ずかしかったけれど「ドングリを拾ってるんです。」と答えると、大変そうに見えたのか、拾って木に並べるのを手伝ってくれた。個人制作からおばあちゃんとのコラボレーションが生まれる。
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 何とかドングリの数が揃い木の根もとを一周することが完了し、おばあちゃんは行ってしまったが、別の場所に置き土産で拾ったドングリを並べた跡が。
 おばあちゃんも楽しんでいたのか。
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 他の参加者も、様々な遊びを試み、みんな楽しんでいた。
 当然作品は自然に帰るものなので、そのまま展示された。
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by nobuhiroshow | 2009-10-20 05:52 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

造形遊びの研修3

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 講義の後は実技講座。美術の場合、実技がやはり楽しい。
 永山南中学校の川原先生によるコロコロアート。
 スポンジローラーにインクをつけて、コロコロ転がして遊ぶ題材である。

 今回は、約1mの幅の紙で長さは10m以上の大きいサイズ。部屋の大きさの関係から一度に半分の長さしか使えない。そして、川原先生のアイディアで、ただのスポンジローラーだけでなく、家庭のカーペットのゴミとり用の粘着のりつきタイプのローラーも用意されている。どうやって使うのかと思ったら、布や毛糸、エアキャップ(引っ越しのときに使う梱包材、所謂プチプチ)やスポンジを切って、貼付けてオリジナルローラーをつくろうというもの。この発想は凄い。

 参加者は様々なオリジナルローラーをつくってコロコロ遊んでいる。自分はと言うと、やはり縄文式土器のイメージで、太めの凧糸を巻き付けてローラーに貼付けてコロコロ遊んでみたが、すぐに飽きてしまった。それよりもシンプルなスポンジローラーにモノタイプ的に、インクを何色も付けて転がして紙に写すことに惹かれてしまった。時には誰かが紙に写したインクをローラーに写して別の場所に転写したりと遊んでいく。何度も写すうちに、ローラーに染み付いたインクがいい出しのようになって、インクをつけなくても複雑な色みを紙に写すようになる。
 シンプルなようで、奥の深い遊び。目的もなく色やローラーが作り出す形や線の軌跡を楽しむことに夢中になる。
 こんな楽しみは子どもだけにさせるのはもったいない。そんな感じにまでさせる。何かをつくるためではないので、純粋に色や形を楽しめる。
 最後はこんな感じになりました。
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by nobuhiroshow | 2009-10-20 05:32 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)

造形遊びの研修2

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 前回に引き続き名達先生の講義から

 砂場で遊んだとする。
 すると最後の後始末(片付け)が問題になる。
 教師は「片付け」とは言わない。
 「最後どうする?」と子どもに聞くと、「次、遊ぶ人が困る」を思いつく。そこまで考えると子ども達自身で更地にしていく。

 造形遊びのキーワードは、
  1 プロセスをみる
  2 思考は行為に現れる
  3 変化した瞬間を見逃さない
  4 こだわりは絶対ある

 このことは何も造形遊びだけとは限らない。

 題材開発のヒントは子どものニーズある行動。

  触発

  寄り添い(共有、関心)

  場作り(安全性)

 小学3年生で雑木林での造形遊びの映像を見る。
 造形遊びは、スズランテープを遊具に張り巡らせて、ゴミの山をつくるだけではない。自然の中で、場所が触発して、あるもので自然と遊んでいくものでもある。そこには後片付けがどうのなんて悩む必要もあまりない。そんなローインパクトな環境に優しい造形遊びもあるということを教えられた。
 そして、これらはやはり造形遊びに限らず、どの表現にも繋がっている。
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 写真は、午後に行われた常磐公園での造形遊びの実技より。
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by nobuhiroshow | 2009-10-20 05:17 | 造形遊び | Trackback | Comments(0)