正月の頃の予想を裏切って、今年は昨年よりも雪が多い。このところ毎日雪かきで、除雪機のガソリンの消費量も昨年より多い。庭に雪を飛ばしているが、その高さは昨年よりどんどん高くなっている。 そこで昨年に引き続き、庭にかまくらを作った。 スティーブマックイーンの大脱走のトンネル掘りのように(知らない人ごめんなさい)、子ども用のソリに掘った雪を入れて外に運び出し、たまったところで除雪機で飛ばす。 雪と格闘の3時間。昨年より大きく、天井も高いかまくらができた。娘が風邪気味のため、かまくら作りは今年は一人でがんばった。 子ども達も連れて、かまくらでの昼食。インスタントラーメンとシャウエッセンをいただく、こんなメニューでもかまくらだと暖かく、美味しいものである。今夜はろうそくをともして雪明かり。 それで一夜限りのかまくらは今年の役を終える。 ![]()
![]() 土曜日のスキーの疲れか、娘は熱を出して寝ている。部活から帰ってみると、息子はずっと絵を描き続けて大作の絵本を制作中。 それが、この「むしひゃっか1」だ。セロテープで紙をつないで製本していたので、テープの無駄遣いに妻もあきれ顔。もっと描きやすいようにと、父がパンチで穴をあけて金具で製本してあげる。 表紙はもちろんヘラクレスオオカブト。自分なりに物語を考えながら、カブトムシや、クワガタの対決の絵を描いています。絵について聞いてみるといろいろなストーリーがそれぞれにあるようです。月曜日には元気になった娘と合作で絵を描き上げたりしながらさらに進化していました。 意欲があるってことはすごいなと感心している父でした。 ![]()
平日のハードな仕事で家に帰っても何もできずに寝てしまうこの頃。しかし、先日の土曜日は部活もなく、快晴。待ってましたとばかり子ども達のスキーデビューに出かける。
前日の節分で人生初の恵方巻(初心者なので細巻きでした)に挑戦し、シルバのコンパスで南南東を確かめて一本丸ごと食べるという何ともまぬけな図であったが、これで何かいいことでもあればめっけっもん。 さて、スキーの方だが、まずは手に入れた子ども用スキーのエッジを研ぐ。黒く錆びていたのもなくなり銀色に輝くまで。今度は自分のスキー。これこそ10年滑っていないので赤さびだらけ。子ども用と違って長いので時間もかかる。エッジで手を切ったりもしながらそのうち右腕もパンパン。 準備完了というわけで、近くのスキー場へ。さて、スキーを履くかとスキー靴を履こうと足をいれてバックルを締めた途端、パキッとひびが入りスキー靴が見るも無惨なバラバラに。10年以上前に購入していきなりマイナス10℃では経年劣化でもうだめだったかもしれない。 しょうがないので2時間レンタル1500円の靴を借りてスキー。まずは横登りで斜面を登ってボーゲンで降りる。ただそれだけを延々2時間。最初は付きっきりで一通りは教えるが自分で感覚をつかまないと滑れるようにはならないので、最後は離れて見ている。子ども達は泣きながら鼻水垂らしながら「もう帰る!」、「足痛い」と言いながら、それでもやっぱりまた登って滑る。目標のリフトに乗ることはできなかったが、ある程度の坂を登って転ばずに滑れるようにはなった。子どもの順応性の高さには驚いた。このことからも幼児教育の大切さも実感できる。終わってみると「明日も行きたい」とケロッとして言う。子ども達のたくましさはすごい。 この冬あと何回スキーに行けるだろうか。それにしても自分の靴を何とかしなければ。 朝の読書に取り組んでいる。朝の会の5分間を使って教室で自分の好きな本を読むのである。5分間なのでなかなか進まないが、今読んでいた本をやっと昨日読み終わった。 それが岡本太郎の『日本の伝統』である。修学旅行でJR函館駅で見つけたときに買った物である。なので約7ヶ月ぐらいかかって読んだことになる。 「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎。昔はテレビのコマーシャルや、ビートたけしの物まねで知っている程度だったが、再会したのは1999年。帯広の本屋で『今日の芸術』を見つけたときだ。岡本太郎ってこんなにスゴイ人だったのかと衝撃をうけたものだ。以来、著書を読みあさり、鑑賞の授業でも取り上げるほどになった。 「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」とは『今日の芸術』の言葉。 縄文土器の価値を発見したり、フランスで文化人類学を学んだり、日本人離れした生き方そのものが新鮮である。 この『日本の伝統』では、『今日の芸術』の新展開として具体的に日本美術の伝統について論じている。縄文土器、光琳、日本の庭園、など。自身の写真を使い、岡本太郎の目を感じさせる。特に庭については詳しい。
刃の動く方向に手を置かない。刃物を使うときの鉄則である。しかし、魔がさすこともある。
選択美術での居残り作業。ウクレレ作りの表面に貼った直径5cmほどの板。先日接着したので木工ボンドでしっかりくっついている。それをはがして付けかえたいという。ノミで全方位から少しずつはがしていく作業。ノミは研ぎ立てのピッカピカ。鋭い切れ味。もう少しかなと少しずつこじっていきながらくっと力を入れた瞬間。板は剥がれ、抵抗を失った刃渡り2cm弱のノミの刃はまっすぐ押されてウクレレを押さえていた反対側の左手中指の第一関節の部分の堅いところにぶつかってしまう。みるみるうちに出てくる血。1年生の授業ではペーパーナイフ作りの授業で板を削る制作の真っ最中。「もし怪我をしたらこのロール(トイレットペーパーを美術室に常備)ですぐに止血して心臓の上に怪我の箇所を上げてギュッと押さえて止血する。2,3分たったら絆創膏を貼ってください。」と説明している。今日もけが人が出たばかり。まさか自分が怪我するとは。カッターや小刀なら、ちょっと切っちゃったとしゃれにもなるが、まさかノミで指を刺してしまうとは。何とも情けない。しばらくはRICE処置のエレべーションで心臓より上に傷口を上げていたが、そのうちドクドク第2の心臓ができたよう。美術教師といえども絶対はない。用心用心。 ![]() 昨日は参観日。地域の方を講師にして生徒が様々な授業を受ける心ふれあい講座。イモ団子、テコンドー、介護術、ギター、生け花、ラッピング、書道、漬け物などなどの講座に分かれて公民館と学校で行いました。今年は写真撮影の仕事もあたらなかったので、担当の切り絵講座で私も切り絵を堪能しました。 時間もないので下絵はすでに用意されていて2種類の中から選びます。「花火に浴衣」か「池にカエル」の組み合わせのどちらかです。迷いましたが、「池にカエル」を選び、デザインカッターで和紙を切り抜きます。切り抜いたところに柄を考えながら和紙を貼っていきます。地道な作業の積み重ね。2時間あまりで生徒達も全員完成し、ずっと細かい作業の繰り返しで方もこりましたが、黒板に貼っためいめいの作品を見ながら、充実感を感じていました。 同じ図柄で、あまり工夫がないように見えますが、和紙には染めた色の変化があり、どの部分にどの和紙を貼るかが工夫できます。意外と奥が深いなと思いました。自分なりの工夫は、最後にサインを入れたことです。 ![]()
3つ目の公開授業は、東光中学校の中島 圭介先生の鑑賞の出前授業である。以前中学生相手にやった授業をどう小学生相手に行うのか、興味津々である。今回は『身体で「風神雷神図屏風」を感じよう』と身体という言葉がついている。まずは出合い。「目をつぶって声を出して10数えてください。そしてもーいーかい?と聞いてください。いいですよといったらこちらを振り向いてください」というお話から授業はスタート。まーだだよと2回くらいで屏風をあっという間に設置して子ども達はビックリ。そんな出合いから始まりました。 ![]() 中学生と違って子ども達からは活発な発言がポンポン飛び出し、中島先生がそれを巧妙な手綱さばきでうまく意見を交流させて対話させていく。1時間ほとんど活発な発言のキャッチボールの授業でした。小学生なので遠慮がなくう○こまで出てきます。中島先生はそれさえも受け止めてどんな発言でも認めていくという中で、子ども達は安心していろんな発言をしてくれたようです。 途中、同じポーズをしてみよう。五感で感じたらどうだろうなど単なる視覚だけでなく絵を味わうために様々な工夫をしていました。あまり鑑賞という経験の少ない小学生に対して考えていたとのことです。面白く発言していた子も最後のプリントに感想をまとめる時にはまじめな感想を書いていたので1時間の対話が有効だったのではないかという参観者の感想もありました。 ![]() ちょっと長いですが、前回の中学生と比べるためにも発言の記録を紹介します。 T:これなんだろう? /風神と雷神 雷の太鼓? 太鼓たたいて雷を鳴らす 雲にのってる 下の黒いのが雲 T:どうして雲?/だって雲じゃない?T:ホコリじゃないの?/雲は空から降ってくる 角2本 右は角1本T:気づいた人? これは人間?/鬼 T:どっちの鬼が好き? 白い方 挙手/緑の方 挙手 T:何で緑が好きなの? /白は体脂肪がすごい /緑の方がスリム T:白い方は何で好きなの?/何となく 雷がかっこいい 風 気持ち悪い、緑は角1本T:白い方。これは何?/ 鬼、空から降ってる 雷は鬼の仕業 T:いつから生きてるんだ T:こっちは風を起こそうとしている。この白いの(袋を指さして)は何? / 洗濯物 風起こし 袋 T:扇いでる/ 縄跳び T:それで風がでるの? /コマーシャルでは袋から風でてる T:絵を見ると少しずつわかってくる。面白い見方がいっぱいあるね。まず立ってくれる。/ 緑の鬼のポーズをやってみよう。/ 次は白い鬼のポーズ。/ 無理 T:どこに力入る? /手首 T:どっちの鬼がやりずらい?/ 緑 白 面白いポーズ T:何でこんなポーズしてる?/ 争い 戦ってる 兄弟げんか T:どっちが兄?/ 白 T:どうして/ 角2本だから、歯の数が多い/ いやおじいちゃん T:どっちが強そう/ 白 T:白が何で強そう /角で腹を刺す 雷だから 実際は何を表しているの? T:それは先生も知りたい T:しー! 耳に手を当ててみよう 何か聞こえるぞー/ 全く聞こえません T:おもしろくないなー/ あー、聞こえる聞こえる 助けてー T:緑は?/ 兄ちゃんから逃げてる お菓子食べてごめんねー T:そんなこと考えたこともなかった 口のまわりクリーム T:そーだったんだ T:今度は何か、どんな風が吹いてくる?・/ 暴風 T:何で?/ 鬼だから トルネード T:風の温かさ感じる?/ 生ぬるい 熱風 寒い T:どうして? ー196℃ 寒い T:寒いか熱いかと思う人 挙手 T:暖かいと思う人 挙手 T:どうして / 勢いがあるから 黒から勢いを感じる T:人それぞれ感じ方が違うんだね。 T:白の方はどう?/ 弟の風を吹かせて体脂肪を揺らしてる T:弟の風で白が飛ばされている 負けないぞのポーズしてる こないで T:足がなさけないな / 髪が変。進行方向と髪の向きが逆 / オニごっこしてる T:鼻、どんな匂いが来そう?白/ 汗くさい 何か臭そう T:どの辺が / 脇 鼻の周りが変な色 足の臭い T:臭い以外の匂いは/ ハーブ T:どの辺が/ 口 口ニンニクの匂い ラベンダー T:緑は/ ケーキの匂い 清潔な匂い(無臭) 香水 風を集めているからラベンダー 蜂蜜 T:どうして/ 蜂蜜ケーキを食べたから 酒臭い T:どうして / 鬼は酒飲んだら長生き T:二日酔い? / 顔の表情が 酔っぱらって踊ってそう T:次は白から行くぞ。この絵からどんな味 しそう?/ うんこ T:えっ、うんこ食べたことあるの?/しょっぱい たばこ臭い 雷の味 T:雷ってどんな味?/ なめすぎたら死ぬ うおー バニラエッセンス T:緑の方は?/ 生クリーム イチゴ スポンジケーキ T:口の周りのことかな/ 抹茶の味 優しい味 お袋の味 バナナの味(袋がバナナににてる)/ ホーレンソウ T:ホーレンソウの味って/ おいしい ピーマン ![]() T:体の色から考えてますね / トマト 草 髪の毛がモンブラン ラーメン ワタアメ(黒い雲のようなものが) ゴーヤ(体中ゴーヤ) ワサビ(からそう) T:白について/ 太鼓 歯11本 角1本 T:他には/ 手に何か持ってる ダンベル(脂肪をとるため)/ へその形が違う T:これへそなの?太陽の模様かと思ってた/ 腕にリボンみたいな物 T:これ何(手首のわっかを指さして)/ 手に輪ゴム(自分が雷でしびれないよう)/ 弟に飛ばされないように重たい物を持っている/ 爪とんがってる 切ってない/ 孫悟空(おでこをさして) T:緑は? / 何か持ってる 織姫みたい 布 白は黒髪 緑は金髪 パラシュート T:いろんな見方が出るようになったね 絵を1枚見ても物の見方がいろいろあって面白かったね。美術館に行ったことある人?(3分の2が手を挙げる)いるんだね。これから絵を見るときは今日みたいに見ていくと面白くみれます。最後に感想をまとめてください。 ![]() 同時に行われた公開授業は、当麻小学校の山口 貴大先生が出前授業で東神楽小学校の4年生の児童に授業を行った。『グルグルかくかく』とう題材で線を引く行為を楽しみながら行いながら発展して絵にしていこうというもの。造形遊びから絵画に発展すると押さえれば良いのかもしれない。線を引く行為を自分の体の中からつまり身体感覚を意識して行う。そのためには声を出しながらのびのびと線を引かせいろいろ線を経験させて楽しませたい。また絵の具という素材との対話も重視していきたいというねらいもあるそうである。 導入段階での山口先生の声を出しての線を引く姿をみて、見ている私もそして子ども達も思わず「やりたいな」と思わせる語り口。また、実際に絵の具で線を引く前に山口先生の手に合わせて筆を動かしながら思い思いの声を出しながら腕を動かす場面も印象的であった。 授業の最後の場面では、単なる線の集積である画用紙を鑑賞し、子ども達が自分の見立てで様々な意見を発表し、その場面をうまく進行させ「自分の絵も見て」とねだる子ども達の姿も印象に残っている。鑑賞でいうとギャラリートークに通じる場面だなとも感じました。 ![]()
10月26日(水)東神楽町において第5回上川造形教育研究会が開催されました。公開授業は3つ。まずは3年生の造形遊び 『きせつの中で 「秋の材料を使って」』である。指導者は杉本 恵先生。子ども達は秋の季節の素材を近くの公園から集めてきて造形活動を行う。教室の中に秋の豊富な素材が集まり、思い思いの造形を繰り広げる。接合はひもであったり、グルーガンであったりでクリスマスツリーのような人の背丈ほどの巨大なものからドングリを飾ったりする小さな物、作っていくうちに頭に載せるインディアン(ネイティブアメリカンといった方が良いのでしょうか?)の鳥の羽の飾り物を作り出す子。とにかくそこら中にある葉っぱを両手いっぱいに抱えて巨大な作品に向けてバサッと投げかける子などとにかく造形にひたり、素材に親しんで熱中している授業であった。終了時間になって「えーもう時間? まだやりたいー」という嬉しい悲鳴の授業であった。 この授業は、昼休みにも続きをやったそうである。
![]() 昨日は旭川でも平地で初雪が降りました。 今日は東神楽小学校での第5回上川造形研究大会に参加してきました。 その帰り道の十勝岳連邦がキレイだったので、 旭川空港まで足をのばして写真に撮りました。 日没寸前の山並み。 雲に隠れてオプタテシケ山はみれませんが、ベベツ岳、石垣山、美瑛富士、美瑛岳と懐かしい山が並びます。 4時をまわると日没です。 冬も間近ですね。 < 前のページ次のページ >
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