今日まで!『アール・ブリュット/交差する魂』

e0040515_7255998.jpg 14日の私立入試の日。久しぶりに旭川美術館に行ってきました。
 『アール・ブリュット/交差する魂』を見に行くために。
 最初は、チラシのあまりの怖さに、正直行くのを控えていたこともあります。
 しかし、実際に見てみると、作品の迫力に圧倒されました。
 メインの展示スペースではなく、いつも、収蔵品展で使われているスペースで開催されているこの展覧会。その少ないスペースに、濃密な作品がぎっしり詰まっており、時間のたつのも忘れて見入っていました。実際、見るだけでかなり疲れました。
 その中でも心に残ったのが、電車が好きで、正面から見た電車を画用紙にびっちりと隙間なく描いている作品や、想像上の街を俯瞰の構図で描き続ける作品。文字にこだわり、自分で画数の多いオリジナルの漢字を作り出し、紙にびっちり埋めていく作品。そして、チラシのメインに据えられた粘土で作られたトゲトゲの生き物。

 「アール・ブリュット〈生の芸術〉(またはアウトサイダー・アート)と称される作品たちは、正規の美術教育を受けていない人たちによって、文化潮流や伝統また流行などとは無縁に制作されています。」とチラシの裏に解説されています。これだけでは、わかりづらいと思いますので、補足すると、何かしら障碍(がい)をもって、発表のために作品を作るというのではなく、あくまで自分のためだけに作品を作る。施設でたまたま粘土や紙と絵の具に出会ったから膨大な作品が生まれたり、死後に大量の作品が発見されたりしているそうである。

 疲れるが、もっと作品を見たかった。2月28日からは滋賀のボーダレス・アートミュージアムNO-MAで巡回展示されます。
 興味のある人は『アウトサイダー・アート』も参照してください。この本によると、対象を「精神病疾患や幻視家」などとしているそうです。詳しくは、私もまだ読んでいないので、勉強していこうと思います。
[PR]
by nobuhiroshow | 2008-02-17 07:26 | 美術館 | Trackback(1) | Comments(4)
トラックバックURL : http://nobush.exblog.jp/tb/7282815
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 美術と自然と教育と at 2008-02-24 23:06
タイトル : 高知の鑑賞教育の参加報告〜滋賀の伊庭先生
 全国のMLで流された情報ですが、注目していた研究会でもあり、投稿された伊庭先生のご了解が得られましたので公開させていただきます。   ========================================  高知大の上野先生が主催されている「美術鑑賞教育フォーラム」に参加させていただきました。  小学校から2本、中学校か3本、高等学校から1本の事例発表がありました。 半日日程の割には中味の濃い研究会でした。(トイレ休憩もなしに3時間半ですから)北海道から九州まで全国から80名...... more
Commented by princess_mitsuyo at 2008-02-18 20:15
はじめまして。いつもブログの更新を楽しみにしていました。図工や美術が大好きです。どうぞよろしくお願いいたします。
Commented by 名無し at 2008-02-20 21:39 x
こんにちは
先生は仮面などを集めてるみたいなので面白いサイトをのせます 
http://raspberry.exblog.jp/5471005
仮面屋敷だそうです↑↑
Commented by nobuhiroshow at 2008-02-24 23:07
princess_mitsuyoさん、コメントありがとうございます。ブログ見せていただきました。私も文房具大好きで、文房具屋さんに行くと時間のたつのも忘れて、必要もないのに買ってしまいそうになるので、滅多なことでは行けません。しかし、ステッドラーのエコなホルダーはいいですね。今度捜してみます。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by nobuhiroshow at 2008-02-24 23:09
名無しさん、コメントありがとうございます。別に仮面を集めているわけではないんですがリンクに行ってみました。これもスゴイ世界ですね。参考になりました。ありがとうございました。


<< 高知に行ってきました 作ったら、たのしむ >>