旭川市彫刻美術館で始まった『気 カタチが宿すもの』展。
開始から1週間。新聞に載っていて早く見に行きたいと思いながら今日になりました。
一切のキャプションをつけず、作品しかない展示室。担当の学芸員の方が『気』をテーマに三つのセクション『内と外の気』、『人の気配』、『不在の気配』に分けて展示しています。
お気に入りは、パネルで区切られていて、覗いた瞬間に味わう驚き、照明の効果で劇的な装いを見せる雰囲気などのセクション2。何度も見たことのある作品なのに、以前と別の表情を見せる。そんな感じです。
キャプションがないのもいい。別紙で作品データはもらえますが、作品自体と向き合えるこの展示は、アレナスの『なぜ、これがアートなの?』にも通じるものがあります。
会期は1月14日まで。できれば誰かと話しながらみると面白い。