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第3回 熱く美術教育を語る会 報告始めます

 第3回目となった「熱く美術教育を語る会」。今年も8月10日、11日の2日間で開催されました。
 3回目にしてとうとう全日程に参加することができました。

 10日の午前10時よりスタート。まずは持ち寄った子どもの作品を語り始めました。
最初は、小学校の低学年の作品から。1年間の作品を色画用紙にキレイに貼り付けて冊子にしてまとめて返している先生。その中でリンゴの形の枠にクレヨンの重ね塗りの指導もしていました。まずはその先生からの話。
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作品が完成して、そのたび返すとなくなってしまう。まとめて返すと大事にする。小学1年生が運動会の絵を楽しく描いていない。楽しんでいないのではないか。地域のお祭りは見ていないけど楽しそうな絵になっている。
 友達の顔という絵については初めて規制しました。顔を描く順番や白目や黒目、顔の輪郭など、輪郭を黄色で描かせました。黒をすぐ使うので。今はクレヨンの肌色もそう標記されていません。いいことだと思いますが。鉄棒の絵も先に鉄棒を描いて人を描く順番。全部色を塗るように強制しました。これがいいかどうかはわかりません。シャボン玉遊びについても絵を描かせました。
 今回の1年生は絵を描く方に力を入れていたので、クロッキーはあまりしていません(※去年は1年間のクロッキーの取り組みで変化していく子どものクロッキーの実践を見せて頂きました)。最後はクレヨンで色塗り遊びをしてみました。日専連の版画コンクールはこちらでも盛んでしょうか?小樽ではほとんどの作品が参加していて、最優秀の作品が写真を使った作品。それに対して違うんでないのかと本人(指導者)の前でいったこともありますが。「子どもは満足している」と、その言葉で切り捨てられる。それは違うんでないかと上手く伝えられない。写生につながってくる問題。
 子どもの満足度が良ければいいのか。結果良ければいいのか。そこが悩みになっている。どう打破していけばいいのか。何とか方式を飛び越えて写真か?
という思い。
by nobuhiroshow | 2007-09-07 05:25 | 熱く語る会


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