センス・オブ・ワンダー
昨日、我が家の息子が保育所の工作でクワガタ型のくるまを作ろうとしてうまくできなくて作っている途中でぐちゃぐちゃに壊してしまった。
ムシキングブームでそんなカードなんかは持っているのだが、なにぶん本物を見たことはない。ムーンフェイスのマスターの話では江丹別の橋のあたりではわんさかカブトムシやらいるらしいので、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』じゃないけれど、急遽行ってみた。
鷹栖を抜けてだんだん寂しい雰囲気の中、子ども達も怖がってしまい、ある程度行ったところで引き返す。帰りがてら明るい街灯の下で車を止めて降りてみると、クワガタのはさみが半分折れた頭の残骸がそこにあった。この日唯一の収穫である。「かわいそうだね」と子ども達と話し、「誰にやられたんだろうね」と問いかけると「カブトムシ」とすかさず答える。もう江丹別の夜は涼しく半袖だと寒いくらい。夕日の落ちるのも早くもう秋なんだなと実感。
『モノより思い出』とはTVのCMでやってはいたが、そんな経験こそ今のうちにさせてあげたいと思う。来年こそはカブトムシやクワガタ取りに子ども達と行ってみたい。問題はそのころも興味をもっていれば何だが。