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全道造形研に行ってきました(2日目)

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全道造形研1日目は残念ながら終業式と重なってしまい参加できませんでした。2日目は芸術の森が会場。二日酔いのJRで寝ながら札幌に到着。地下鉄で真駒内まで、以前の同僚の先生とも会えることができチャーターバスで芸術の森へ。
雲一つ無い晴天。まさに夏休み開始という感じである。

最初のプログラムはPMFと造形表現のコラボレーション。PMFとはなんぞや?と毎年夏に札幌で開催されていることは新聞などで知っていたが、大会要項によるとパシフィック・ミュージック・フェスティバルとは「レナード・バーンスタインの提唱により1990年に創設された国際教育音楽祭です。「世界中の人と感動を分かち合い、それを受け継いでいく人たちを育てたい」というバーンスタインの夢が形になったPMFは、若手音楽家の育成を通して音楽の普及、発展を目指しています。」と言うことであり、会場近くのカフェには外国の人がいっぱいくつろいでいます。
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 ホールに入ると準備は整っており、懐かしい人達との再会の挨拶もそこそこに、小学生や、中学生の代表者が挨拶してコラボレーションが始まる。ダ・ヴィンチ・コードのトム・ハンクスを思わせる指揮者が指揮を始めると、さすが世界の音楽、すばらしい音がホールにこだまする。
 多分昨日の授業で作ったものだろうが、小学生達が音楽に合わせて写真にある中央の三角形を構成した白い枠(プロペラ付き)に布を飾り付けていく。まるでクリスマスツリーかペンタグラム(五芒星または五角星形)のよう。中学生は音に合わせて即興で大きな紙に絵の具でぐいぐいなにやら線を引いていく。20分近くだろうか。音楽がやむときには全てを飾り付け、照明を消して三角形の中にある電球に照らされてランプシェードのように布達が輝いている。
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 中学生達が制作した巨大な長い紙はいつの間にか2階の客席にまで持ってきていて胸を張って広げている。曲の音を連想させる色やかたちの造形である。

 こんな機会を得た小学生や、中学生達はいい経験ができたはずである。小学生は制作したものをタイミングを考えてパフォーマンスのように中央の三角形の枠に飾っていったし、中学生達は音に合わせた即興の表現でそれこそジャズのようなものかもしれない。この小学生や中学生の感想を聞いていみたいものである。
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by nobuhiroshow | 2006-07-29 05:29 | 美術教育


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