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全国教研還流報告 その33 石川

石川(小):A児について話します。風邪がきっかけで学校に来られなくなった。お父さんが麻痺を持っていて、話をするのが厳しい。お母さんも病気でクスリを飲んでいる。家族の中で家族の話があまりない。母も子どもに何を話していいか分からないという状況。「あなたはあなたでいいのよ」と伝えて、その子とクラスの子が変わって私もそのまま変われるようになればと思っています。ビックリ卵というように張り子の卵を作る。そこからどんな命が生まれてくるのか。それを考えさせる題材。作品には血が通っているわけではないし、命なんかないんだけど・・・。行きたいところへ、どこでもドアという題材。疲れたから眠たいという声もあってビックリした。学級の旗を作ったのに屋上からつるそうとしたが、学校長にダメって言われました。不登校だったAが次年度になって登校してきた。図工としてこんな成果とは言えないが、いろいろと訴えていきたい。
補足:レポートタイトル『心豊かに生きるこどもたちに ー表現の喜びを実感できる教材をめざした実践報告ー』。不登校の児童との図画工作を通して関わりとして、家での図工や放課後に学校に来ての版画の刷りなど地道な取り組みを紹介してくれました。
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※ 写真は石川のものではありません。
by nobuhiroshow | 2006-04-25 20:09 | 全国教研


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