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消して描く

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 町教研が昨日行われた。上富良野町の図工・美術の会員は2名しかいないので、富良野の南部地区と合同での研修として行われた。
 昨日は、富良野高校の美術室に集まり、日文の5・6年生の教科書にある題材『消して描く』を10名の先生方で経験してみた。鉛筆、木炭、コンテ、パステルなどでスケッチブックの1ページを塗りつぶして、そこから消しながら描いていく。プラスの描画ではなく、マイナスの描画である。教科書では抽象的な表現の絵画として掲載されていた。
 私自身も、初めての経験として思いっきりパステルを使って試みた。白い画用紙を真っ黒にして、段々黒くすることが面白くなってきた。できるだけ黒くしようと何度もパステルを塗った。塗りやすいように立って全身で塗った。後から思えば、あのACの名作CM『黒い絵』のよう。
 何を描くか迷ったものの、単純にトイレットペーパーを描いてみた。練り消しでパステルを消していく。指でパステルを伸ばしたので、なかなか紙の白さが出て来ないが、何度もパステルを抜いて白い色を出していく。ある程度消したら、白のパステルも使って描画していく。さらに白のパステルを練り消しで抜き、黒でプラスの描画、更に練り消しでマイナス・・・とくり返していく。
 予定されていた1時間はあっという間に終わり、適当なところで終わりを決めてフィクサチーフをかける。
 最後は講師の森元先生を囲んでの質疑応答をして終了。
 今後は2本の指導案検討を行い共同研究を推進していく予定である。
by nobuhiroshow | 2015-06-17 06:00 | 表現


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