函館美術館の次は、7月29日オープンの函館奉行所である。
五稜郭の橋を越えて進むと、行列が。
雨の中、行列整理のおじさんの上手い語りを聞きながらしばらく待つ。
当時の技法で函館奉行所を復元したもので、宮大工の細工に興味津々で入館の時間を待つ。
思ったよりも待たされずに入館すると、真新しい木や畳ではあるが、欄間や屋根の裏側など凝った作りになっている。
後半部分は、資料の展示もあり充実している。ただ、この日は大勢の入館者で溢れているので、ゆっくりと見る時間もない。
これは、復元時に発見された壺。
歴史的に古い文化が少ない北海道であるが、復元された函館奉行所は是非見てもらいたいところである。修学旅行の定番になるのは間違いない。