人気ブログランキング | 話題のタグを見る

淋派・若冲と雅の世界

淋派・若冲と雅の世界_e0040515_23535216.jpg

 函館美術館で本日まで開催されていた『京都 細見美術館 淋派・若冲と雅の世界』展を見る。
 酒井抱一の扇面の絵柄などのたらし込みやぼかしにわくわくし、初めて見る伊藤若冲の作品の細かい部分まで観察された鶏の絵、『千手観音二十八部衆像』の禍々しい悪鬼の絵柄など、その世界に引き込まれる。
 なかでも、一番心惹かれたのが作者不詳の『四季草花草虫図屏風』。表と裏があり、裏面が四季の移り変わりを描いてあり、良く見るといろんな虫が所々に描かれている。6曲1双。
 これは!という作品に出会えると見に来た甲斐があると言うもの。

 喫茶コーナーでは、夏メニューとして抹茶もあり、お茶菓子とともに一服たしなむ。
by nobuhiroshow | 2010-08-22 23:40 | 美術館


<< 函館奉行所へ 函館美術館前 >>