4月に行ったギャラリーで、展示されていた
マイブック。
新潮文庫の文庫本で、2010年の1月1日(金)から12月31日(金)まで、1ページに1日ずつの日付だけがある本である。黄色い帯の表には自分の本と大きく書かれ、裏にはマイブックの使い方として、「1 とにかく毎日、書き込む、2 1年たつと、かけがえのない自分の本ができあがる」と書いてある。
以前から、この本の存在は知っていたけれど、日記帳の一種ぐらいの認識でしかなかった。しかし、いつもお世話になっている画材屋さん『額縁のピカソ』のギャラリーで行われた
小川けんいちさんの展覧会でペンと水彩の作品の中にあった、マイブックコーナー。それこそ、マイブックの絵をコピーしたのか壁に貼付けて展示してあり、1日1枚絵を描き続けるというのは凄い。マイブックに挑戦していようと思い立った。
まずは、家族4人でマイブックを始め、次は美術部で始めたという次第である。
つい先日、マイブック交流会を開こうと呼びかけ、前日にいっぱい描いたという部員もいるようだけれど、お互いにマイブックを見せあって、自分の作品制作の刺激になればと時間を設けてみた。
中学生も大人も関係なく、絵を描き続ける事の大変さやたのしさが感じられて、やっぱりこの取り組みは面白いと、さらに強く思ったところである。
また、部活動交流会でも反応は良く、顧問の先生からも質問されたりもした。
ただ、難点は仕事に追われて、毎日描けずにページをためてしまう事。それでも、今日に追いついたときには達成感を感じる。まだ、あと5ヶ月、そして、4月から始めたので、1、2、3月の分もある。
いっぱい描かなくちゃ!