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こころを彫る授業1日目

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こころを彫る授業に参加しました。
初夏のアルテピアッツア美唄 ストラディオ アルテにおいて安田侃さんのお話や直々の指導を受けながらの授業。
「こころは見えません。どんな形かわかりません。見えないものを作る経験を日本人は余りしていません。あまり深く考えないで下さい。」
「この2日間はきっかけにしか過ぎません。自分って何かなと思いながら鑿を振るう。2日目には自分は何でこんな事をしているのか忘れるぐらい鑿を叩いている。その状態が一番いい状態。」
こんな言葉から始まったこころを彫る授業。
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小さな石のくじで抽選してから、ピエトラサンタの石切り場から運ばれた白大理石の中から自分の直感を信じて選ぶ。
折角のいい天気なので、子ども達と一緒に外に出る。
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ハンマーで鑿を叩きながら白大理石と格闘するも、こんなにも堅いとは思わなかった。右腕がパンパンになり、手首もやられる。多分肩も後からひどい事になっているに違いない。
いろいろな鑿やヤスリ、石を置くための木の台などを試しながら、行き当たりばったりで石を彫っていく。
こころと言いながら、安田侃さんの妙夢が大好きなので、石に穴をあけようと思い立ち、彫り進める。
10時から始めて、16時の終了30分前に、何とか穴が貫通。
帰宅すると、ほんとに肩が悲鳴を上げている。
けれど、こんなにおもしろくたのしい時間は久しぶり。
明日もがんばろう。
子ども達もがんばった。
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by nobuhiroshow | 2010-06-05 22:28 | 制作


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